第3回:「書く」前にやるべきこと──家族会議と財産リストのすすめ
遺言書は「最後の手紙」であると同時に、家族の未来を守るための設計図です。けれど、いきなり書き始めてもうまくいかないこともあります。今回は、遺言書作成の前に欠かせない"2つの準備"――「家族会議」と「財産リストづくり」について、司法書士の立場からわかりやすくお話しします。
はじめまして。アイリス国際司法書士・行政書士事務所の代表、司法書士の橋本大輔です。
当事務所は、「わかりやすく、誠実に、そして親身に」をモットーに、相続・遺言・家族信託・生前対策などの"人生の大切な節目"をサポートする法律実務を行っております。
私はこの分野において、「依頼者の不安を取り除くこと」が何よりも大切だと考えており、その一環として、2022年より相続や登記に関する情報を毎日のようにブログで発信してきました。法律はどうしても専門的で難解になりがちですが、それを生活者の視点から"翻訳"してお届けするのが、私の役割の一つだと考えています。
このブログは、私自身が企画・執筆・運営すべてを行っており、机上の知識ではなく、日々の現場で感じたことや実際の相談事例(守秘義務に配慮のうえ)を通じて得られた"生の情報"をもとに書いています。AI全盛の時代前から、毎日更新で皆様に配信してきました。
どんなに小さなお悩みでも、お一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。皆さまの未来が少しでも安心できるものになるよう、全力でお手伝いいたします。
遺言書は「最後の手紙」であると同時に、家族の未来を守るための設計図です。けれど、いきなり書き始めてもうまくいかないこともあります。今回は、遺言書作成の前に欠かせない"2つの準備"――「家族会議」と「財産リストづくり」について、司法書士の立場からわかりやすくお話しします。
「うちの子どもたちは仲がいいから大丈夫」と思っていても、相続をきっかけに関係がぎくしゃくしてしまうケースは少なくありません。
実は、"お金"ではなく、"思いのズレ"が争いを生みます。
今回は、司法書士の立場から、遺言で防ぐことができる「3つのズレ」について、やさしく解説します。
「うちは仲がいいから、遺言なんて必要ない」と思っていませんか?
実は"仲のよさ"ほど危ういこともあります。
家族だからこそ、思い込みや遠慮がすれ違いを生み、取り返しのつかない争いになることも。
本記事では、司法書士の立場から「争族」を防ぐための最初の一歩を、わかりやすくお伝えします。
AIの進化により、これまで「専門職」と呼ばれていた仕事にも自動化の波が押し寄せています。
そのなかで「司法書士を目指すのはもうやめたほうがいい」「AIが全部やってしまう」といった論調も見られるようになりました。
GoogleはAI導入に慎重であった一方、現在は本格的に「AI+広告」の新しいモデルを模索しています。本記事では、Googleが進めるAI広告戦略の方向性と、今後の未来予測について対話形式で解説します。
2024年4月に始まった「相続登記の義務化」。
この改正により、"放置されたままの土地"は、過料の対象となる可能性が出てきました。
登記をしないままにしておくと、負動産が次の世代にまで連鎖することに──。
本記事では、登記義務化で何が変わったのか、そしてこれからの相続対策で何をすべきかを、司法書士の立場から詳しく解説します。
「相続した土地を売れば少しは現金になるだろう」と思っていませんか?
実は、地方の不動産には"買い手がつかない現実"が潜んでいます。
立地や形状によっては、売るどころか処分費が上回ることも。
本記事では、香川県をはじめ地方に多い"売れない不動産"の実態と、その対処法を司法書士がわかりやすく解説します。
「借金があるから相続放棄をすれば安心」と思っていませんか?
しかし、実際の相続では"放棄すればすべて終わる"わけではありません。特に不動産が絡むと、思わぬトラブルや管理責任が残るケースもあります。本記事では、相続放棄の誤解と正しい判断の仕方を司法書士が解説します。
「もらって困る相続財産」を前回解説しましたが、今回はその中でも特に厄介な"負動産"を、どのように整理していくかを詳しく見ていきます。
実務では、遺産分割協議によって特定の相続人に負動産を集中させる"整理型相続"が増加中。香川県の現場から、その実情と注意点を解説します。
相続という言葉に「財産がもらえる」という明るいイメージを持つ方は多いでしょう。
しかし現実には、維持や管理に多大な負担を強いられる"負動産"という遺産も存在します。
本記事では、香川県内でも増加している「もらって困る相続財産」の現実と、その背景を司法書士の視点から解説します。
GoogleがAIを検索に組み込むのに慎重だった理由は、単なる収益の問題だけではありません。本記事では「ユーザー体験」「信頼性」「広告主との関係」といった観点から、Googleの戦略をさらに掘り下げて対話形式で解説します。
相続対策というと「節税」や「財産分け」の印象が強いかもしれません。しかし本当の目的は、残された家族が争わず、安心して暮らしていけるようにすることです。本記事では、"家族を守る準備"としての相続対策を考え、その実践方法をご紹介します。