AI時代の司法書士として、どんな社会を実現したいか
新たな扉が開けるように、不安を取り除きたい

私が司法書士として掲げている経営理念は、
**「新たな扉が開けるように、不安を取り除きたい」**という言葉に凝縮されています。
法律の手続きというのは、多くの人にとって"人生の転機"と深く関わるものです。
相続・登記・生前対策――いずれも、喜びや希望だけでなく、不安や葛藤が伴う場面に立ち会う仕事です。
だからこそ私は、単に「法的手続きを代行する専門家」ではなく、
人が安心して次の扉を開けるよう支援する伴走者でありたいと考えています。
■ 経営理念の原点:多様な経験と、後発としての出発点

私は司法書士としては後発組です。
不動産取引のような大手ルートに依存できる立場にはありませんでした。
しかし、私には多様な経歴があります。
IBMネットワークエンジニアとしての技術的視点、
金融機関で培ったリスク管理と信頼の重要性、
そして介護施設の施設長としての人の弱さに寄り添う現場経験。
これらすべての経験が、
「人が抱える不安に真正面から向き合い、安心を形にする」
という今の理念を育てました。
司法書士試験には令和3年に4位で合格(LEC HP掲載)しましたが、
合格以上に大切だったのは、試験勉強の過程で培った思考の持久力と、真理を追う姿勢です。
この姿勢こそが、今の私の仕事の根幹を支えています。
■ 地域社会との共生:「名を出さず、心を残す」実践

地域での信頼は、広告や看板から生まれるものではありません。
私は、昨年の11月から近隣の小学校周辺で清掃活動を始めました。
これは誰に頼まれたわけでも、広報のためでもありません。
事務所の名前が入ったものを一切身につけず、
"個人としての私"を知っていただくための活動です。
子どもたちの登下校を見守りながら、地域の方々と挨拶を交わす。
その積み重ねが、地域に根ざす信頼となって少しずつ育っています。
私はこの活動を通して、司法書士という職業の本質を再確認しました。
それは、「法」を通して人を守るだけでなく、
"生きる安心"を社会に還元する存在であることです。
■ AI時代への視座:「情報」よりも「信頼」を残す

AIが人々の生活に深く浸透し、検索や相談の形も変わろうとしています。
人々がAIに直接質問を投げかける時代、AIはどこから情報を学ぶでしょうか。
私は、AIは今のインターネット上に蓄積された情報から学ぶと考えています。
だからこそ、今のうちに正確で温かみのある情報を残しておくことが、
司法書士としての社会的使命になると感じています。
単なるSEOや集客のためではなく、
「AIが学ぶ価値のある言葉」を積み重ねること。
それが、未来の人々に"安心を届ける"新しい形だと考えています。

私はこれまで2年以上にわたり、
複数のドメイン(irisjs2021.com、iris-shouzoku.com、iris-js9.webnode.jp、iris-kaisha.com)で
自らの手で記事を執筆・発信してきました。
そこには、司法書士としての専門性だけでなく、
心理学・哲学・学習論など、私自身が人生で学んできた思想を織り込みました。
AI時代においても「思想なき発信は残らない」。
私はそう確信しています。
■ 私の目指す社会:法と心が交わる、安心のかたち

AIが進化し、法律実務も効率化される中で、
"人が人に寄り添う価値"は、むしろ高まっています。
AIは情報を分配できますが、
「思想」や「温もり」は分配できません。
だからこそ司法書士は、AIを恐れるのではなく、
自らの思想を拡張するためのパートナーとしてAIを使いこなすべきだと思います。
私が目指すのは、
AIと人間性が共存し、法の力が人の希望を支える社会。
誰もが「不安」から解放され、安心して新しい扉を開ける社会です。
そのために、今日も私は地域に立ち、言葉を紡ぎ、行動を重ねています。
AI時代においても変わらないこと――
それは、「人を支えるのは、いつの時代も"人の思想"である」ということです。

🕊️ アイリス国際司法書士・行政書士事務所
代表司法書士 橋本 大輔
※思想と信念の違いについて
🧭「思想」とは
- 世界の捉え方・価値観・考え方の体系のことです。
- 個人や社会が「何を正しいとするか」「どう生きるべきか」といった全体的な見取り図を指します。
- 哲学的で、思考の"軸"や"方向性"を形づくるもの。
- 例:「人は学び続けることで自由になれる」「技術は人を幸せにするためにある」など。
つまり、「思想」は"考え方の地図"のようなものです。
🔥「信念」とは
- 自分の中で揺るがない確信や意志のことです。
- 「私はこう生きる」「こう行動する」という実践の原動力になります。
- 例:「どんな困難があっても誠実に対応する」「人の不安を取り除く仕事をする」など。
「信念」は"行動のエネルギー源"のようなものです。
🌱両者の関係
- **思想が「考え方の地図」**で、
- **信念が「進むためのエンジン」**です。
つまり、思想があるからこそ方向が定まり、信念があるからその道を歩み続けられる。
私が考えている「思想無き者は何もなしえない」という言葉は、
「地図を持たずに進む人は、どこにもたどり着けない」という意味になります。
💡私の活動(清掃の継続、地域貢献、記事発信など)は、まさに「思想」が形になったものです。
そしてその「思想」を支えているのが、「信念=不安を取り除きたい」「誰かの扉を開く力になりたい」という想いだと思います。
上記内容で、経営理念は私の中に息づいております。