相続法律・税務無料相談会のご案内
令和7年11月19日(水)に「北野純一税理士事務所」内で開催されます「相続法律・税務無料相談会」が実施されます。相続前のご相談、相続発生後のご相談、どちらにも対応しております。

亡くなった家族が生命保険に加入していたかどうかを調べたいときに頼りになる「生命保険契約照会制度」。第1回では制度の概要を紹介しましたが、今回は実際に制度を利用するための申し込み手順や、必要な書類の詳細について解説します。オンラインと郵送のどちらで申請するのが便利か、注意すべきポイントは何か、実際の経験に基づいたアドバイスを交えて分かりやすくお届けします。
【目次】
1. 申し込みの流れ(オンライン/郵送)
生命保険契約照会制度の申し込みは、「オンライン申請」か「郵送申請」の2通りがあります。
【オンライン申請の流れ】

【郵送申請の流れ】

オンラインはスピーディーですが、PCやスマホに不慣れな方には郵送も選択肢となります。
2. 照会に必要な書類の一覧
申請時に必要となる主な書類は、次の通りです。
【共通で必要な書類】
【相続人として申請する場合】
【葬儀主催者として申請する場合】
これらは原本またはコピーで可とされていますが、提出方法により異なるため、申請前に公式サイトのガイドラインを要確認です。
3. 書類の取り寄せ方と注意点

戸籍や住民票などの公的書類は、次の方法で取り寄せが可能です:
注意点:
時間がかかる可能性があるため、早めの準備が鍵です。
4. よくある不備とその対処法
実際の照会申請で多いミスには、以下のようなものがあります:
これらの不備があると再提出となり、照会までの時間が延びるため、事前に必要書類をチェックリストで確認しましょう。
5. オンライン申請のメリット・デメリット
メリット:
デメリット:
パソコンやスマートフォン操作に自信がある方にはオンライン申請が便利ですが、書類に不安がある方は郵送申請を選ぶのも安心です。
6. まとめ:正確な申請で無駄なく照会を
生命保険契約照会制度を活用すれば、保険の見落としを防ぐことができますが、申請の正確さが重要です。書類の不備や申請方法の選択ミスによって、時間や手間が余計にかかってしまうこともあります。
確実な申請のためには、必要書類を漏れなく揃え、自身の状況に合った申請方法を選ぶことが成功のカギです。

【CTA】制度の活用とその後の手続きも専門家におまかせを
保険の有無を確認したあとの手続き、相続財産の整理、遺産分割協議、不動産の名義変更…。生命保険契約照会制度は相続のスタート地点にすぎません。
当事務所では、相続全般にわたるご相談を受け付けております。
相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
※ノウハウを教えてほしいという相談にはお答えできません。
アイリス国際司法書士・行政書士事務所
司法書士・行政書士 橋本大輔
▶ 電話:087-873-2653
▶ メール:irisjs2021@gmail.com
▶ お問い合わせフォーム:[https://www.irisjs2021.com/]
令和7年11月19日(水)に「北野純一税理士事務所」内で開催されます「相続法律・税務無料相談会」が実施されます。相続前のご相談、相続発生後のご相談、どちらにも対応しております。
相続の現場で近年深刻化しているのが「デジタル遺産をめぐるトラブル」です。ネット銀行、仮想通貨、電子マネー、SNSアカウント——生前に整理されないまま残されたこれらの資産や情報が、遺族間の争いの火種になることも少なくありません。
近年、ネット完結型の金融サービスやサブスクリプションの普及により、「デジタル遺産」の相続問題が急増しています。特に、ネット銀行や仮想通貨、クラウドサービスの契約情報は紙の通帳も郵便も残らず、家族に気づかれないまま放置・消滅するリスクがあります。
相続が発生した後、相続人が直面するのが「財産の全体像が把握できない」という問題です。特に近年では、ネット銀行や仮想通貨、オンライン証券、各種サブスクリプションなど、通帳や書類が一切ない**デジタル遺産(デジタル資産)**の存在が、相続手続きを困難にしています。