相続の相談でいちばん多い失敗は、
「税理士に行ったら登記の話ができず、司法書士に行ったら税金が分からない」ことです。
【第5回】自分で自分を肯定できるか?〜他人軸から自分軸へ〜

「他人の目が気になって、自分らしく振る舞えない」
「褒められないと自信が持てない」
――こんな思いに心当たりがある方へ。
現代はSNSなどを通じて、いつでも他人の成果や評価が見える時代です。そのため、つい他人の尺度で自分を測ってしまいがちです。しかし、他人軸で生き続ける限り、本当の満足や幸福感にはたどり着けません。
本記事では、「自己肯定感を高める方法」と「他人軸から自分軸へと切り替える考え方」についてお伝えします。他人の期待に応える人生ではなく、"自分を生きる人生"への一歩を踏み出すヒントにしていただけたら幸いです。
【目次】
- なぜ私たちは「他人軸」で生きてしまうのか
- 他人軸で生きることの弊害
- 自分軸で生きるための第一歩
- 自己肯定感の正体とは
- 自己肯定感を育てる5つの習慣
- おわりに:自分を信じる人生のはじまり
1. なぜ私たちは「他人軸」で生きてしまうのか

私たちは子どもの頃から「評価されること」「怒られないこと」に重きを置いて育ってきました。親や先生、周囲の大人たちの期待に応えることが"いい子"である証とされ、やがて「周りにどう思われるか」が行動の基準になっていきます。
この「他人からどう見えるか」に重きを置く考え方が、大人になっても抜けずに続いてしまうと、自分の本音や欲求を抑え込むクセがつき、本来の自分を見失ってしまうのです。
2. 他人軸で生きることの弊害

一見、他人の期待に応えて生きることは"いい人"のように見えますが、長期的には自分を消耗させる原因になります。
- 人の顔色ばかりうかがってしまい、決断ができない
- 承認欲求が満たされないと不安になる
- 自分の意思で生きていないことに、心のどこかで虚しさを感じる
こうした状態が続くと、いつしか「自分が何をしたいのか分からない」という深い空白感に陥ってしまいます。
3. 自分軸で生きるための第一歩

「自分軸」とは、他人の期待ではなく、自分の価値観や信念に基づいて行動することです。とはいえ、いきなり自分軸で生きようとしても難しいのが現実です。
まずは、自分が何を大切にしているのか、どんな時に心が動くのか、日々の中で小さな観察を始めることが第一歩です。
たとえば、
- どんな言葉に傷ついた?
- 何に怒りを感じた?
- どんな時に心がワクワクした?
このような問いを通じて、自分の「感情の軸」に気づくことが、自分軸への第一歩となります。
4. 自己肯定感の正体とは
「自己肯定感」という言葉はよく聞かれるようになりましたが、これは"自分を無条件に認める力"のことです。
「私はこのままでいい」「失敗しても価値がある」――そう感じられるかどうかが鍵となります。
ここで重要なのは、「自己肯定感は結果で高まるものではない」という点です。何かを達成したからといって、それが一時的な満足に終わってしまうことは多々あります。
本当の自己肯定感は、「うまくいかない自分」も含めて認めてあげること。つまり、「自分にとってOKな自分」を少しずつ広げていくことなのです。
5. 自己肯定感を育てる5つの習慣

① 小さな成功を記録する
「今日これができた」「昨日より少し進んだ」といった"小さな前進"を書き留めることで、自信の土台が積み上がります。
② 自分に優しく語りかける
失敗した時、「なんでこんなこともできないんだ」と自分を責めていませんか?
「大丈夫」「よくやってるよ」と自分に声をかけることが、自己受容の第一歩です。
③ 比較の癖に気づく
SNSなどで無意識に人と比べている自分に気づいたら、そっと画面を閉じて、「自分は自分」と意識を戻しましょう。
④ 「やりたいことリスト」を書き出す
他人の期待ではなく、自分の本心からやってみたいことを箇条書きにすることで、「自分の軸」を取り戻せます。
⑤ 人の目を気にせずやってみる経験を増やす
最初は小さなことで構いません。自分が本当に食べたいものを注文してみる、行きたい場所に行ってみる。
「自分の選択を肯定する体験」を重ねていきましょう。
6. おわりに:自分を信じる人生のはじまり
他人の期待を優先する人生では、どれだけ頑張っても心から満たされることはありません。
なぜなら、あなたがどれほど評価されても、あなた自身があなたを認めていなければ、心は空白のままだからです。
自分軸で生きるとは、「自分の人生に自分で責任を持つ」という覚悟でもあります。
それは怖さも伴いますが、同時に"自由"と"希望"も手に入れることができます。
これからの人生、自分の基準で、自分の価値で、自分を生きてみませんか?
あなたがあなたを信じることから、本当の人生が始まります。

次回予告:
第6回「変えたいのに変われない理由〜脳の仕組みと習慣の力〜」では、頭では分かっているのに変われない、その心理と脳の性質、そして行動を変えるための実践的アプローチについて解説します。
最新のブログ記事
【第5回】 繰り返しが記憶を支える ― 回すスケジュールの立て方
司法書士試験において、記憶の定着は"時間"ではなく"回数"で決まります。
どれだけ時間をかけても、思い出す訓練をしなければ記憶は長続きしません。
本記事では、年明けから直前期にかけて「一週間で全科目を回す」ためのスケジュール設計と、朝夜の使い分け、復習タイミングの最適化方法を詳しく解説します。
橋本式「回す学習法」を形にする最終ステップです。
嫌われることは、人生の失敗ではない ― 50歳で司法書士を目指して気づいた「人間関係の真実」
多くの人は「嫌われること」を極端に恐れます。しかし50歳を過ぎ、司法書士試験という人生最大の挑戦をした私は、嫌われることはほとんど問題ではないと気づきました。むしろ、人の目を気にして自分の人生を止めることのほうが、はるかに大きな損失だったのです。挑戦すると人は離れ、否定され、時には傷つけられます。ですがそれは、あなたが間違っている証拠ではなく、「本気で生き始めた証拠」なのです。
ここまで4回の記事で、
**「不動産 × 認知症 × 義務化」**がどれほど危険かをお伝えしてきました。
しかし本当に大切なのは、あなたの家が今どの状態なのかです。
結論から言えば、ひとつでも危険サインがあれば、すでに対策が必要な段階です。
このチェックリストで、あなたの不動産が「守られているか」「爆弾になりかけているか」を確認してください。



