相続法律・税務無料相談会のご案内
令和6年12月18日(水)に「北野純一税理士事務所」内で開催されます「相続法律・税務無料相談会」が実施されます。相続前のご相談、相続発生後のご相談、どちらにも対応しております。
大阪の司法書士である中村先生のお話がYahooニュースに掲載されていましたので、ご紹介したいと思います。司法書士試験をされている方で、年齢や環境など「他責」にされる方をしばしば見かけるのですが、年齢なんて解決できない問題ですよね。でも年齢のせいにしたところで何も結果は変わらないのであれば、それを克服する術を見つけるべきです。私の体験談などを交えてお話いたします。
目次
1.難関試験、70歳で突破…司法書士の中村さん「限界を決めずに挑戦する」(Yahooニュース記事引用)
2.私の受験期間
3.特別研修を広島にした理由
4.年齢なんて関係ない
1.難関試験、70歳で突破…司法書士の中村さん「限界を決めずに挑戦する」(Yahooニュース記事引用)
「 司法書士の中村恵子さん(73)(大阪市北区)は大学の法学部を卒業後40年以上、神戸製鋼でシステム管理部門一筋の社員だった。退職後も働こうと60歳を過ぎてから法律の勉強を再開し、1年で行政書士の資格を取得。65歳で退職後、会社で磨いたIT能力を駆使した独自の勉強法で、合格率4~5%の難関・司法書士試験を70歳で突破した。「限界を決めずに挑戦するのが大切」と話す。
マンションの一室に事務所を構える。ソファと小さな机はあるが、六法全書は見当たらず、アットホームな雰囲気だ。顧客の緊張感を和らげるため法律関係の書籍は見えない場所に保管している。
手がけるのは、生活保護の申請や在日外国人の在留資格や帰化の申請など。会社関連の登記業務を引き受けると、事務所から南に2・3キロ離れた大阪法務局北出張所まで自転車で駆けつけ、大阪行政書士会による無料相談会にも出かけていく。ただ、あくまで自分のペースを優先し、稼働は月10日ほどに抑えている。
会社員時代はコンピューターと向き合ってきたため、「生身の人間」を相手にした仕事は初めてだった。「目を見てじかに『ありがとう』と言ってもらえるのはうれしいし、人の役に立っている実感がわき、自分も健康になれる」と語る。
法務部門での勤務をイメージして入社したため、システム管理部門への配属は想定外だった。「専門でもないし、法律知識を生かせる仕事が見つかるまでの腰掛けのつもり」だったが、子ども2人を育てながら働き続け、気付くとそのままシステム管理のエキスパートになっていた。
ただ、60歳を過ぎて再任用で働いていると、残業もなく、専門性の高い業務は自分より若い社員が任されるようになった。自分の時間が増え、「老後」を意識し始めた。一日中暇を持て余し、テレビのチャンネルを変えながら過ごす姿が頭に浮かびゾッとした。
パソコン販売店への再就職も考えたが、大学で学んだ法律に未練もあり、一念発起。2013年、62歳で行政書士の資格を得ると、退職後の16年9月に行政書士の事務所を開設した。
在留外国人に対する法的支援業務をこなすうちに、登記事務など行政書士の業務外の困り事も相談された。「『できません』と言いたくないし、もっと幅広くサポートできるようになりたい」。さらに深い法律知識が必要だと実感し、司法書士を目指そうと決意した。
親の介護と行政書士の仕事を両立させながら予備校に通い、隙間時間をやりくりしながら勉強した。記憶力が衰えてきており、70歳で合格するまでに5年かかったが、勉強法を工夫して乗り切った。
名付けて「エクセル勉強術」。会社員経験から、膨大な情報を整理し、素早く参照するのに最適だと考えた。
科目で分類した「タブ」をファイル内に作り、参考書や予備校の授業の内容を記載。覚えていない単語が出てきた時、検索機能で瞬時に該当箇所を表示させ、六法全書などを開く手間を省略した。関係記述が全て表示されるため記憶の整理にも便利だった。
「わからないと思ったら検索して疑問点を瞬時に解消できる。限られた時間で最大の効果を発揮できた」というこの勉強法は、法律資格受験の大手予備校で紹介され、評判となった。
年明けは早速、4日から仕事をスタート。オンラインで顧客の在留許可の更新手続きを行った。今年もマイペースでコツコツと業務をこなす予定で、「『人生100年時代』では、65歳で定年退職しても人生はまだ3分の2。何歳になっても、誰かに必要とされることは幸せですよ」と目を細める。」(記事引用終わり)
2.私の受験期間
私は、全くの初学者から5回の試験で司法書士の資格を取得しました。中村さんも5回で取得されたとのことで、全く脱帽ですね。
3.特別研修を広島にした理由
実は、予備校の講師から日本で最年長の司法書士の話を聞いたことがありました。その話を聞いたのが、たしか令和2年ぐらいでしたが、その年齢は「102歳」。登録抹消を忘れているのではと疑った日本司法書士会連合会と広島県司法書士会の方が、登録されている司法書士事務所に向かうと、まだ現役で頑張っていたそうです。来訪した理由を話すと、その先生がひどく怒られたそうです。
こんなエピソードを聞いていましたので、私の特別研修の会場は「広島」一択でした。
いざ、令和4年6月に広島へ行ったとき、担当されている先生方に、こんな先生はいるかと尋ねましたが、皆「分からない」と答えるだけで、悶々としましたが、最終日に来られた先生の中に、この話を知っている先生がいて話を詳しく聞きました。広島市内の先生ではなく、広島県の別の地区の先生だったそうです。「だったそうです」と言うのは、私が広島を訪れる前の年に亡くなられたそうでした。機会があればお会いしてお話をしたかったのですが、かないませんでした。
しかし、私は51歳で合格し、52歳で独立したので、あと50年はキャリアが積めるなぁ、と希望をいただいた方でもありました。
4.年齢なんて関係ない
本当に、いろいろな話を業界内の方から聞きますが、司法書士というのはとても魅力のある仕事だと思います。年齢が高かろうが、若かろうが、それぞれの得意分野を武器にできますから、あきらめずに挑戦し続けてください。
令和6年12月18日(水)に「北野純一税理士事務所」内で開催されます「相続法律・税務無料相談会」が実施されます。相続前のご相談、相続発生後のご相談、どちらにも対応しております。
司法書士試験に合格するためには、効果的な学習方法と徹底的な準備が必要です。私が合格する前年と合格年度に実施した学習法は、時間の使い方と効率的な復習を重視し、最終的には「回す道具」を整えることに集中しました。この学習法は、学習のインプットだけでなく、アウトプットを通じて知識を定着させることに焦点を当てたものです。
最近、ご年配の知り合いの人から「リストラにあったよ。仕事がないんだって。全く政治家は何やってんだろうね。年金だけじゃ生きていけないのに。」と言われました。昔のブログで取り上げた矢沢永吉さんの対談の内容を基に少しお話をしたいと思います。
明治31年(1898年)7月16日から昭和25年(1950年)5月2日までの間における相続制度は、旧民法(明治民法)によって規定されていました。特に、この時代の相続制度は「家督相続」と「遺産相続」という2つの異なる制度が存在しており、家制度(家族制度)に基づく相続形態が特徴的です。