相続の相談でいちばん多い失敗は、
「税理士に行ったら登記の話ができず、司法書士に行ったら税金が分からない」ことです。
生前対策の9つの誤解チェックリスト|司法書士が教える「やらない後悔」を防ぐ総まとめ【2026年版】

「生前対策って、本当に必要なの?」
「うちは大丈夫だと思うけど…」
これまで多くの相談現場で、同じ誤解が繰り返されてきました。
結論から言うと、
生前対策は"特別な人のためのもの"ではありません。
むしろ、
何もしないことで問題が大きくなるご家庭ほど多いのが現実です。
この記事では、
司法書士として実務でよく見る 9つの誤解 を
チェックリスト形式で総まとめします。
目次
- 生前対策で「誤解」が生まれる理由
- 生前対策・誤解チェックリスト【総まとめ】
- 誤解①〜③|お金・遺言に関する思い込み
- 誤解④〜⑥|認知症・制度に関する思い込み
- 誤解⑦〜⑨|人間関係・相談に関する思い込み
- チェックが多い人ほど注意が必要な理由
- 生前対策の本当の目的
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|誤解に気づいた「今」が最適なタイミング
1. 生前対策で「誤解」が生まれる理由

生前対策は、
- 正解が一つではない
- 人生観・家族関係が絡む
- すぐに結果が見えない
という特徴があります。
👉 そのため、
「なんとなくのイメージ」や「聞きかじりの知識」
で判断されやすい分野です。
2. 生前対策・誤解チェックリスト【総まとめ】

まずは、次のチェックリストをご覧ください。
✅ 1つでも当てはまったら要注意
- □ 生前対策はお金持ちがやるものだと思っている
- □ 遺言書を書けばすべて解決すると考えている
- □ 家族が仲良しだから相続でもめないと思っている
- □ 認知症になってから考えればいいと思っている
- □ 生前贈与をすれば安心だと思っている
- □ 成年後見を使えば自由にできると思っている
- □ 家族信託を使えば何でも解決すると考えている
- □ 専門家に相談すると高くつくと思っている
- □ うちは揉めないから何もしなくていいと思っている
👉 チェックが多いほど、将来リスクは高くなります。
3. 誤解①〜③|お金・遺言に関する思い込み

誤解① 生前対策=お金持ちがやるもの
→ 実務では
「不動産が1つ+相続人が複数」=対策必須ケース
誤解② 遺言書を書けばすべて解決する
→ 遺言は
相続のルール決めにすぎず、
認知症後の管理や感情対立は防げません。
誤解③ 生前贈与すれば解決する
→ 不公平感・税務リスク・持戻し
単独使用はトラブルの元です。
4. 誤解④〜⑥|認知症・制度に関する思い込み

誤解④ 認知症になってから考えればいい
→ 認知症後は
選択肢が一気に狭まるのが現実です。
誤解⑤ 成年後見を使えば自由にできる
→ 成年後見は
守るための制度で、自由にする制度ではありません。
誤解⑥ 家族信託を使えば何でも解決する
→ 家族信託は
財産管理に強いが、相続全体を解決する制度ではない
5. 誤解⑦〜⑨|人間関係・相談に関する思い込み

誤解⑦ 専門家に相談すると高くつく
→ 手続きは自分でできても
設計ミスの代償は非常に高い
誤解⑧ うちは揉めない
→ 親の存在が保つ均衡は
亡くなった瞬間に崩れる
誤解⑨ 何もしなくても何とかなる
→ 実務では
「何もしなかった家庭」が一番困っています。
6. チェックが多い人ほど注意が必要な理由

誤解が多いほど、
- 対策が後回しになる
- 選択肢が減る
- いざという時に慌てる
👉 生前対策は「気づいた順」が結果を左右します。
7. 生前対策の本当の目的

生前対策の目的は、
✔ 揉めないようにする
ではなく
✔ 揉めても壊れない仕組みを作る
ことです。
- 家族を守る
- 想いを残す
- 選択肢を残す
👉 これが本質です。
8. よくある質問(FAQ)

Q. すべて対策する必要はありますか?
A. いいえ。必要なものを取捨選択します。
Q. 何から始めるべきですか?
A. 現状整理と誤解の修正が第一歩です。
Q. 相談は早すぎませんか?
A. 早すぎて困ることはありません。
9. まとめ|誤解に気づいた「今」が最適なタイミング
生前対策で最も危険なのは、
👉 「何となく大丈夫だと思ってしまうこと」
誤解に気づいた今こそ、
転ばぬ先の杖を持つ最良のタイミングです。

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生前対策の相談で、最もよく聞くセリフの一つです。
【2026年版】不動産の生前対策|評価・共有・節税を同時に考える実務ポイント
不動産は、生前対策の中で最もトラブルになりやすい財産です。
評価が難しく、分けられず、管理責任も伴うため、対策を誤ると「節税のつもりが争族の原因」になります。
結論として、不動産の生前対策は、評価・共有・税金・出口(処分)まで同時に考えることが不可欠です。


