第1回 香川県で遺言書が必要になる理由 実務現場から見る相続トラブルの実態【高松市・丸亀市・坂出市ほか対応】

2026年02月22日

香川県でも「うちは大丈夫」と思っていたご家庭が、
遺言書がないことで手続停止や家族対立に発展するケースは珍しくありません。

遺言書の本当の目的は、
財産配分ではなく

残された家族の手続きを止めないこと

にあります。

目次

  1. 遺言書とは何か(定義)
  2. 香川県で実際に起きている相続トラブル
  3. なぜ地方で遺言が重要になるのか
  4. 遺言書がない場合に起きる具体的問題
  5. 今、作成を検討すべき方
  6. よくある質問(FAQ)

1. 遺言書とは何か(定義)

遺言書とは、本人の死亡後に財産承継の意思を法的効力をもって実現する文書であり、相続人間の紛争予防と手続円滑化を目的として作成されます。

ポイントは
「意思表示」ではなく
「法的効力が生じる文書」であることです。

単なるメモや口約束では代替できません。

2. 香川県で実際に起きている相続トラブル

香川県内(高松市・丸亀市・坂出市・善通寺市・観音寺市・さぬき市・東かがわ市・三豊市・三木町・宇多津町・綾川町・琴平町・多度津町・まんのう町・土庄町・小豆島町・直島町)および徳島市・鳴門市での相談では、次の傾向があります。

よくある現実

   ・相続人が県外在住

   ・不動産が複数市町に分散

   ・空き家問題

   ・預金凍結による生活費停止

   ・兄弟姉妹間の感情対立

特に地方特有の問題は

「不動産中心相続」

です。

都市部と異なり、
現金よりも土地建物の割合が高い傾向があります。

その結果

  • 誰が住むのか
  • 売却するのか
  • 共有にするのか

で対立が発生します。

3. なぜ地方で遺言が重要になるのか

地方では次の3要素が重なります。

相続人が県外在住

 高松市出身で現在は大阪・東京在住というケースが増加。

空き家問題

 観音寺市・三豊市などでは空き家放置が社会問題化。

共有不動産の固定化

 分割できず共有のまま放置。

この状態で遺言書がないと

全員合意が必要

になります。

1人でも反対すれば手続は進みません。

4. 遺言書がない場合に起きる具体的問題

預金凍結

 金融機関は相続人全員の同意が必要。

不動産名義変更停止

 登記には協議書が必須。最終には裁判所の関与が必要。

売却不能

 共有者全員の合意が必要。

心理的対立

 「なぜ相談してくれなかったのか」

 突然遺言書が出てきても問題ですが、
何もない場合はより混乱します。

まるで
犬神家の一族
のような状態になることもあります。

5. 今、作成を検討すべき方

次の方は特に検討対象です。

   ・不動産を所有している

   ・子が県外在住

   ・再婚歴がある

   ・兄弟姉妹が相続人になる可能性がある

   ・空き家を所有している

年齢だけで判断するものではありません。

まとめ段落

香川県および徳島市・鳴門市の相続相談では、不動産中心の相続や県外相続人の存在により手続が長期化するケースが見られます。遺言書は財産配分のためだけでなく、相続手続きを停止させないための実務的手段として重要です。

6. よくある質問(FAQ)

Q1. 香川県で遺言書はどのくらい必要ですか?

 不動産を所有している場合は特に有効です。共有状態を避ける効果があります。

Q2. 高松市で公正証書遺言はどこで作成しますか?

 高松公証役場で作成します。事前準備が重要です。

Q3. 徳島市や鳴門市在住でも相談可能ですか?

 可能です。オンライン対応も行っています。

次回予告

第2回では

自筆証書遺言・法務局保管制度・公正証書遺言の違い

を実務比較します。

【無料相談会のご案内】

香川県全域(高松市・丸亀市・坂出市ほか17市町)および徳島市・鳴門市対応。
遺言書作成・相続対策のご相談は完全予約制です。

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遺言書のイロハ

遺言書は「財産が多い人だけが作るもの」と思われがちですが、実務の現場ではむしろ一般家庭ほどトラブル予防効果が高い手段です。特に香川県では不動産相続・空き家問題・県外相続人の増加など地域特有の事情があり、事前準備の有無で結果が大きく変わります。本記事では香川県17市町および徳島市・鳴門市を対象に、遺言書作成の判断基準から具体的手続まで司法書士が体系的に解説します。

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