高松市で遺言書がないと相続は必ず揉める?|自宅不動産・二世帯住宅・二次相続に強い司法書士が対策を解説

2026年03月24日

この記事の結論(3行要約)

  • 高松市の相続は「自宅不動産の分け方」でほぼ揉める
  • 現金が少ない家庭ほど遺言書が必須
  • 代償分割と設計型遺言がトラブル回避の鍵

「財産は自宅だけだから、うちは争わないと思います。」

高松市で相続相談を受けていると、この言葉を本当によく耳にします。
しかし実際には、"自宅しかない相続"こそ最も揉めやすい のです。

住み続けたい人と、現金が欲しい人。
この対立は、家族関係を簡単に壊してしまいます。

本記事では、高松市で多数の相続実務に携わってきた司法書士の立場から、
「なぜ高松市では遺言書が特に重要なのか」
「どんな内容を書けば揉めないのか」
を、地域事情に即して具体的に解説します。

目次

  1. なぜ高松市の相続は揉めやすいのか
  2. 高松市特有の3大トラブルパターン
  3. 【チェックリスト】遺言書が必須なご家庭
  4. ケース① 自宅しか財産がない場合
  5. ケース② 二世帯住宅・同居家族がいる場合
  6. ケース③ 二次相続(配偶者亡き後)が危険な理由
  7. 高松市で失敗しない遺言書の書き方5つのポイント
  8. 司法書士に依頼するメリット
  9. よくある質問(FAQ)

1. なぜ高松市の相続は揉めやすいのか

高松市は香川県内で最も人口が多く、住宅地・マンション・戸建てが集中しています。
その結果、多くのご家庭で

「財産の7~9割が自宅不動産」

という構成になっています。

現金や株式のように分けやすい財産が少ないため、
遺産分割はどうしても

  • 売る
  • 住み続ける
  • 共有する

この三択になります。

しかし、

  • 長男は同居しているから住みたい
  • 他の兄弟は現金が欲しい
  • 親は「仲良く分けてほしい」としか言っていない

この状況で話し合いがまとまることは、ほとんどありません。

実務感覚では、
高松市の相続トラブルの原因の8割は「不動産」 です。

だからこそ、事前の遺言書が決定的に重要なのです。

2. 高松市特有の3大トラブルパターン

自宅の押し付け合い

「住まない人にとっては負担にしかならない」

固定資産税・修繕費・管理…。
負担を嫌がり、協議が長期化します。

同居家族 vs 別居家族

「介護したのは私」「でも法律上は平等」

感情論が入り、関係が悪化しやすい典型例です。

二次相続での大揉め

配偶者に全部相続 → その後、子ども同士で対立
これは非常に多い失敗パターンです。

3. 【チェックリスト】遺言書が必須なご家庭

以下に1つでも当てはまれば、遺言書作成を強くおすすめします。

  • 自宅が財産の大半
  • 同居している子どもがいる
  • 兄弟姉妹が複数いる
  • 介護負担に差がある
  • 配偶者に確実に住み続けてもらいたい
  • 将来売却する可能性がある

高松市では、この条件に当てはまるご家庭が非常に多いのが実情です。

4. ケース① 自宅しか財産がない場合

例えば評価2,000万円の自宅のみ、相続人は子ども2人。

法定相続なら1,000万円ずつですが、
家は真っ二つにできません。

このとき有効なのが 代償分割型遺言 です。

「長男が家を相続する代わりに、次男へ1,000万円支払う」

このように具体的に指定しておくことで、
協議なしでスムーズに手続きできます。

生命保険を活用して代償金を準備する方法も有効です。

5. ケース② 二世帯住宅・同居家族がいる場合

高松市では二世帯住宅も多く見られます。

同居家族は

  • 住宅ローンを負担している
  • 介護している
  • リフォーム費用を出している

など貢献が大きいことがほとんどです。

しかし法律上は原則平等。

何も対策しなければ「頑張った人が損をする」結果になります。

遺言書で

  • 多めに相続させる
  • 居住権を確保する
  • 寄与分を考慮する

こうした配慮が必要です。

6. ケース③ 二次相続が危険な理由

「とりあえず妻に全部相続」

一見円満ですが、実は最も危険な方法です。

その後、母が亡くなると
子ども同士の直接対決になります。

感情のクッション役がいないため、
争いは深刻化しがちです。

最初の遺言で 二次相続まで設計すること が重要です。

※ここでご紹介した内容はあくまで事例です。円満な相続のために必要なものは「家族間のコミュニケ―ション」です。思い込みや打算で進めると思わぬトラブルが起こります。


7. 高松市で失敗しない遺言書の書き方5つのポイント

① 不動産の分け方を明確にする
② 代償金の原資を準備する
③ 配偶者の居住を確保する
④ 二次相続まで考える
⑤ 遺言執行者を専門家に指定する

この5つを押さえるだけで、トラブルの大半は防げます。

また、夫婦間で遺言書を書く場合には、どちらかが先に亡くなった場合でも、残された遺言書が効力を持つような手法もありますので、必ず専門家に相談しましょう。

8. 司法書士に依頼するメリット

  • 法的に無効にならない
  • 登記までワンストップ
  • 家族関係を踏まえた設計提案
  • 相続発生後もそのままサポート可能

「作って終わり」ではなく、
"実行される遺言書"を作れること が専門家の価値です。

よくある質問(FAQ)

Q. 高松市でも自筆証書で大丈夫?

A. 可能ですが、無効や紛失リスクがあるため公正証書を推奨します。

Q. マンションでも遺言は必要?

A. はい。不動産である以上、必須です。

Q. 同居の子に多く渡せますか?

A. 遺言で指定可能です(遺留分への配慮は必要)。

Q. いつ作るのがベスト?

A. 判断能力がしっかりしている元気なうちです。

Q. 相談だけでも可能?

A. はい、初回無料です。お気軽にご相談ください。

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