【2026年版】生前対策セミナー・相談会の正しい活用法 ―― 司法書士が教える「情報収集で終わらせない」ための考え方

2026年02月12日

生前対策セミナーや相談会は「参加すること」ではなく、「次の一歩につなげること」が目的です。
セミナーは全体像を知る場、相談会は自分の状況を整理する場、専門家相談は具体設計の場。2026年現在、相続登記義務化や認知症リスクを踏まえ、これらを正しく使い分けることが生前対策成功の近道です。

前書き(結論含む)

結論からお伝えします。
生前対策セミナーや相談会は、
「参加しただけ」では意味がありません。

実務の現場では、
「何度もセミナーに出ているが、何も決まっていない」
という方をよく見かけます。

一方で、
「1回の相談会をきっかけに、スムーズに生前対策を整えた」
という方もいます。

この差を生むのは、
セミナー・相談会の"使い方"を理解しているかどうかです。

本記事では、
生前対策を前に進めるための
セミナー・相談会の正しい活用法を、司法書士の立場から解説します。

目次

  1. 生前対策セミナー・相談会とは何か
  2. なぜ「参加しただけ」で終わってしまうのか
  3. セミナー・相談会の正しい役割分担
  4. 生前対策セミナーの上手な使い方
  5. 無料相談・専門家相談会の活用ポイント
  6. 相談前に準備しておくとよいこと
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ|セミナーは「入口」、相談は「設計」

1. 生前対策セミナー・相談会とは何か【定義】

生前対策セミナー・相談会とは、
生前対策の全体像を知り、自分の立ち位置を確認するための「入口」です。

契約の場ではなく、
考え始めるための場と位置づけるのが正解です。

2. なぜ「参加しただけ」で終わってしまうのか

多くの方が失敗する理由は共通しています。

  • 情報を集めることが目的になっている
  • 自分の状況に当てはめていない
  • 次の行動を決めていない

👉 セミナーは「答え」ではなく「地図」です。

3. セミナー・相談会の正しい役割分担

セミナーの役割

  • 生前対策の全体像を知る
  • 最新制度(相続登記義務化など)を理解する
  • 危機感と方向性を持つ

相談会の役割

  • 自分の状況を整理する
  • 何が必要で、何が不要かを知る
  • 次の一手を明確にする

=目的が違うため、両方必要です。

4. 生前対策セミナーの上手な使い方

セミナー参加時のポイントは3つです。

  1. メモは「自分ごと」で取る
  2. その場で完結させようとしない
  3. 疑問点を持ち帰る※ある程度は、相談会で確認できます

👉 「分かった」ではなく
👉 「自分はどうするか?」を考える場です。

5. 無料相談・専門家相談会の活用ポイント

生前対策相談会で得られるもの

  • 自分に必要な対策の整理
  • パッケージ設計の方向性
  • 優先順位の明確化

税理士・司法書士・関連専門家の相談会

  • 税務・登記・法務の連携確認
  • 単独対策のリスク発見

👉 「専門家がそろう場」は、全体設計に最適です。

6. 相談前に準備しておくとよいこと

完璧でなくて構いません。

  • 家族構成
  • 不動産の有無
  • 気になっていること(不安)

👉 これだけで、相談の質が大きく変わります。


7. よくある質問(FAQ)

Q1. セミナーに出たら必ず契約になりますか?

A. いいえ。情報収集の場です。

Q2. 何回も参加する必要はありますか?

A. 基本は1回で十分です。

Q3. 家族と一緒に参加した方がいい?

A. 状況によりますが、効果的な場合が多いです。

Q4. 何も決まっていなくても相談していい?

A. そのための相談会です。ですので、1回で解決できるというのは稀です。


8. まとめ|セミナーは「入口」、相談は「設計」

生前対策セミナーは「入口」、
生前対策相談は「設計のスタート地点」です。

2026年現在、
正しい使い方を知っているかどうかで、
生前対策の進み方は大きく変わります。

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