1.年内学習の目標(プラスアルファ学習)
年内学習で目標を立てていますでしょうか。目標が高すぎると、いくら学習しても目標に到達しない焦りが出てきますし、目標が低すぎると、自分はできていると錯覚してしまうかもしれません。目標の立て方は、今まで学習していた内容にプラスアルファ「何か」を追加していってみるといいと思います。その「何か」は、今まで学習した中で疑問に思っていることや、まだ克服できていない範囲に特化してください。
例えば「先取特権」。全部、白紙の紙に書き出せるでしょうか?
このようにトピックを盛り込むことで、学習にハリが出てくると思います。
ポイントは、長期の課題にしないことです。1週間ごとに終わらせて、その時まとめたデータから「穴埋め問題」化した資料を作成してください。これを定期的に回すことにより、知識を定着させることができます。そして、直前期に見直す資料にもなります。ですので、できるだけたくさんのトピックを見つけ出して学習しましょう。
2.客観的なデータを基に学習を
私も経験があるのですが、自分ではできたと思っていても、実際問題を解いてみると、覚えた知識と問題の間にギャップを感じて、うまく得点に至らない場合があると思います。この原因は、「できているつもり」です。知識と問題を解くときの感覚のリンクがうまく形成できていないために起こる現象だと考えております。
克服の方法は、学習した内容を穴埋め問題に落とし込んだ段階で、その範囲の過去問や過去に予備校で受けた模試の問題を解いて確認することです。
その時きづくと思います、リンクされているものとリンクされていないものがあることを。リンクされていない問題については、私は模試や過去問題を縮小をかけてコピー(解説も含めて)を作成して、科目、範囲関係なく集めていきました。そうすることで、自分の弱い範囲が浮き彫りになってくると思います。
(縮小した問題の画像)模試の解説がB5判なので、A5判ぐらいまで縮小しています。
当初、予備校の学習室、図書館で学習していたので、持ち運びしやすいようにしていたからです。