相続の相談でいちばん多い失敗は、
「税理士に行ったら登記の話ができず、司法書士に行ったら税金が分からない」ことです。
善通寺・丸亀の相続登記で急増中|「兄弟で共有名義」が将来トラブルに?後悔しないための生前対策とは

「とりあえず兄弟で半分ずつ」「平等に分けておけば安心」――。
善通寺市や丸亀市では、この"共有名義"が原因で、後の世代が何年も相続手続きに苦しむケースが増えています。実は、共有登記はトラブルの先送りに過ぎません。本当に家族の負担を減らすなら、生前に「誰が引き継ぐか」を決めておくことが何よりの対策です。今回は、現場で多い事例とともに、生前にできる具体策を解説します。
目次
1 善通寺・丸亀エリアで多い「共有名義」の相続登記
2 なぜ「とりあえず法定相続分」が選ばれてしまうのか
3 想定事例|兄弟共有が20年後に大問題になったケース
4 共有名義が招く5つのリスク
5 生前にやっておきたい具体的な対策
6 まとめ|"平等=共有"ではないという考え方
1 善通寺・丸亀エリアで多い「共有名義」の相続登記

善通寺市・丸亀市・坂出市・宇多津町では、
昔から「実家はそのまま残す」「兄弟みんなの財産」という考え方が強く、相続時に共有名義にするケースが非常に多く見られます。
相続が発生すると、
「揉めたくないから平等に」
「とりあえず半分ずつ」
「将来どうするかは後で考えよう」
こうして 法定相続分どおりの共有登記 を選択される方が少なくありません。
一見、円満で合理的な方法に見えます。
しかし、司法書士の立場から見ると、
実はこれが 将来トラブルの"入口" になっているのです。
2 なぜ「とりあえず法定相続分」が選ばれてしまうのか

共有登記が選ばれる理由はシンプルです。
・話し合いが面倒
・誰が相続するか決めきれない
・兄弟間で気を遣う
・「今困っていない」
つまり、問題の先送りです。
相続発生直後は、まだ兄弟全員が元気で連絡も取れます。
そのため「このままで大丈夫だろう」と思ってしまうのです。
しかし、時間は必ず流れます。
そして10年、20年後――
状況は大きく変わります。
3 想定事例|兄弟共有が20年後に大問題になったケース

例えば、こんなケースがありました(内容は一部変更しています)。
善通寺市の実家土地建物。
父の相続時、兄弟4人で4分の1ずつ共有登記。
当時は皆近くに住み、仲も良好でした。
ところが20年後。
・長男死亡 → 子ども2人が相続
・次男死亡 → 配偶者と子3人が相続
・三男は県外在住
・四男は連絡が取れない
気づけば、権利者は合計9人に。
実家を売却しようとしても、
「全員の同意と印鑑が必要」
これが大きな壁になりました。
話し合い、戸籍収集、書類郵送…。
最終的に解決まで数年かかりました。
ご家族から出た言葉は、
「最初に一人にまとめておけば良かった」
でした。
これは決して珍しい話ではありません。
むしろ、この地域では"よくあるパターン"です。
4 共有名義が招く5つのリスク
共有名義には、次のようなリスクがあります。
① 相続のたびに権利者が増える
② 1人でも反対すると売却できない
③ 修繕や建替えも自由にできない
④ 連絡不能者が出ると手続き停止
⑤ 認知症になると成年後見が必要
つまり、
「誰も自由に決められない不動産」
になってしまうのです。
これは資産ではなく、負担に近い状態です。
子や孫世代にとっては「厄介な不動産」になりかねません。
5 生前にやっておきたい具体的な対策

では、どうすればよいのでしょうか。
答えはシンプルです。
共有にしないこと。
そのために、生前に次の対策を行います。
① 誰が引き継ぐか家族で話し合う
② 遺言書で承継者を明確に指定する
③ 代償金で公平性を確保する
④ 生前贈与や家族信託の活用
⑤ 名義や権利関係を今のうちに整理
特に遺言書は非常に効果的です。
「この不動産は長男に相続させる」
これだけで、共有は防げます。
手続きも圧倒的にシンプルになります。
6 まとめ|"平等=共有"ではないという考え方
多くの方が勘違いされていますが、
平等 = 共有
ではありません。
本当の平等とは、
「手続きで家族に迷惑をかけないこと」
ではないでしょうか。
共有名義は、その場では丸く収まっても、
将来必ず誰かが苦労します。
元気なうちに決めておくこと。
それが最大の思いやりであり、最高の生前対策です。
善通寺・丸亀エリアで不動産をお持ちの方は、
ぜひ一度、名義の確認から始めてみてください。

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