相続の相談でいちばん多い失敗は、
「税理士に行ったら登記の話ができず、司法書士に行ったら税金が分からない」ことです。
(思考)10年先のビジョンを描くことの重要性

ビジネスにおいて、10年先の未来を具体的に想定することは非常に効果的である。この長期的なビジョンを設定することで、短期・中期の目標が明確になり、日々の行動に一貫性を持たせることができる。そして、その骨子となるのが「経営理念」である。この理念は、単なるスローガンではなく、自分の過去の経験や価値観から生まれるものであり、他人の意見ではなく自分自身の内面から掘り起こすことが重要である。本稿では、10年ビジョンを設定する意義、経営理念の見つけ方、そして理念を明確にすることで得られる効果について掘り下げる。
目次
- 10年ビジョンの意義とは
- 経営理念の重要性と見つけ方
- 10年ビジョンの設計プロセス
- 経営理念が明確になることで起こる変化
- まとめ
1. 10年ビジョンの意義とは

ビジネスを成功させるためには、明確な長期的ビジョンを持つことが不可欠である。10年後に自分のビジネスがどのような状態になっているかを仮にでも設定することで、そこに至るまでの戦略を練ることができる。
短期的な目標を立てるだけでは、方向性を見失いがちである。しかし、10年後という長期スパンを想定することで、逆算的に「今やるべきこと」が見えてくる。例えば、
- 10年後に売上○○億円の企業になる
- 10年後に業界のトップシェアを確保する
- 10年後に社会に大きなインパクトを与える企業になる といったビジョンを掲げることで、数年ごとのステップが明確になる。
2. 経営理念の重要性と見つけ方

ビジョンを支えるものとして「経営理念」がある。経営理念とは、「なぜこのビジネスをやるのか?」という根本的な問いに対する答えであり、ビジネスの本質を表すものである。
しかし、多くの人がこの理念を見つけることに苦労する。その理由は、経営理念は自分の内面に眠っているものであり、他人のアドバイスではなく、自分自身で見つけなければならないからである。
理念を見つけるためには、次のようなアプローチが有効だ。
- 過去の経験を振り返る: どのような出来事が自分の価値観に影響を与えたかを洗い出す。
- その時の感情を思い出す: 自分が心から喜びを感じた瞬間や、悔しい思いをした出来事を振り返る。
- 未来の自分を想像する: 10年後にどのような存在でありたいかを考える。
これを一人でやるのが難しい場合、経営者向けのセミナーやワークショップを活用するのも一つの方法である。
3. 10年ビジョンの設計プロセス

10年ビジョンを明確にするためには、以下のプロセスを踏むことが効果的である。
- 理想の未来を描く: 10年後の自社の姿をできる限り具体的にイメージする。
- 5年後の目標を設定する: 10年後のビジョンに近づくための中期目標を設定する。
- 3年後の計画を立てる: 5年後の目標を達成するための具体的な戦略を考える。
- 1年後のアクションプランを作成する: 直近で何をすべきかを明確にする。
このプロセスを通じて、遠い未来のビジョンと現在の行動を結びつけることができる。
4. 経営理念が明確になることで起こる変化

「経営理念が明確になったところで、何が変わるのか?」と思う人もいるかもしれない。しかし、理念が明確になることで、次のような変化が生まれる。
- 行動が変わる: 目標がはっきりすることで、日々の行動に軸が生まれる。
- 意思決定がスムーズになる: 迷ったときに、理念に立ち返ることで判断しやすくなる。
- 周囲の反応が変わる: 自分の姿勢が明確になると、社員や取引先、顧客からの信頼も向上する。
- 長期的な成功に結びつく: 短期的な利益だけでなく、持続的な成長を実現しやすくなる。
実際に、多くの成功企業は経営理念を軸に戦略を構築し、成長している。理念は単なる言葉ではなく、日々の行動に影響を与える強力な指針となる。
5. まとめ
10年先のビジョンを設定することは、ビジネスにおいて極めて重要である。そのビジョンを支えるのが経営理念であり、これは他人から与えられるものではなく、自分自身の経験や価値観から生まれるものである。
理念を明確にすることで、日々の行動が変わり、ビジネスの方向性がより明確になる。さらに、社員や顧客、取引先にも理念が伝わることで、より強固な関係を築くことができる。
今、自分が何のためにビジネスをしているのか、10年後にどうなっていたいのかをじっくり考え、「腹落ち」するまで理念を練り上げてみてはいかがだろうか。それが明確になったとき、あなたのビジネスは大きく変わるはずである。
ここではビジネス中心に話してますが、人生そのものについてどのように生きていくのかという内容についても応用が利くと思います。

最新のブログ記事
【第5回】 繰り返しが記憶を支える ― 回すスケジュールの立て方
司法書士試験において、記憶の定着は"時間"ではなく"回数"で決まります。
どれだけ時間をかけても、思い出す訓練をしなければ記憶は長続きしません。
本記事では、年明けから直前期にかけて「一週間で全科目を回す」ためのスケジュール設計と、朝夜の使い分け、復習タイミングの最適化方法を詳しく解説します。
橋本式「回す学習法」を形にする最終ステップです。
嫌われることは、人生の失敗ではない ― 50歳で司法書士を目指して気づいた「人間関係の真実」
多くの人は「嫌われること」を極端に恐れます。しかし50歳を過ぎ、司法書士試験という人生最大の挑戦をした私は、嫌われることはほとんど問題ではないと気づきました。むしろ、人の目を気にして自分の人生を止めることのほうが、はるかに大きな損失だったのです。挑戦すると人は離れ、否定され、時には傷つけられます。ですがそれは、あなたが間違っている証拠ではなく、「本気で生き始めた証拠」なのです。
ここまで4回の記事で、
**「不動産 × 認知症 × 義務化」**がどれほど危険かをお伝えしてきました。
しかし本当に大切なのは、あなたの家が今どの状態なのかです。
結論から言えば、ひとつでも危険サインがあれば、すでに対策が必要な段階です。
このチェックリストで、あなたの不動産が「守られているか」「爆弾になりかけているか」を確認してください。



