「正しい努力の仕方とは。「努力をしても報われないことがる」などと言われますが、無心で素振りを1万回しても、何に意味もなく、腕が太くなるだけのように、努力も間違ってしていれば、ただただ時間を消費するだけなんです。野球の素振りも、ピッチャーを想像しながら、1回1回想定して、それを想像しながら振れば、ただの筋トレではなくなります。
同様に、正しい努力にも理論が存在する。
そもそも日本では10時間勤務、14時間勤務など長時間労働が、当たり前のように存在し、実際に「労働≒長時間」の作業という認識を強く持っています。しかし、日本は他国と比較しても労働時間は突出して長いですが、それに比べ生産性が伴っていないんです。
つまり努力のわりに結果が出ていない。日本人が気を付けなければいけないのは、この「長時間労働こそ正義」という失敗した社会通念をそのままスライドさせ、努力とは長時間することが正義だという価値観を持つことです。中身のない努力をいくら連続しても、すればするほど空回りするだけで、「努力をしても報われないことがある」などという名言の犠牲者になるだけです。
(中略)
皆さんは知っていましたか、人間の集中力は最長世界のトップ中のトップでも、約4時間しか持たないということを。確かその対象は10時間以上演奏するバイオリニストだったと思うのですが、集中力がものをいうスーパースターたちでも、限界は4時間なんです。
ちなみにこの時の集中力とは、物事に取り組んだとき、目の前に置かれたコーヒーにも一切手を付けず、頭の中でも一切雑念が浮かばない、一点突破で物事に没頭できる時間という意味で使われています。実践すればわかりますが、無で集中するというのは、素人は1分も持たないです。
(中略)
なぜ彼らが結果を残せたのか。それは、限られた時間の中で。やるべきことだけをやったからです。そしてそれを言い換えれば、短期集中だったんです。」(引用終わり)
※ピエロさんは、「才能の言語化」ということに取り組まれていて、動画の中には、本質的な話がよく出てきます。人生を変えたい方には、お勧めの内容です。ぜひYoutubeで見てく見てください。
2.自身の体験談