2.ディスコグラフィー
2年前のイベントでは、CDのアルバムジャケットやポスターなどの作品を展示していました。私は主に、BUCK-TICKを中心にみていきました。
その後、私がBUCK-TICKのアルバムジャケットで衝撃を受けたのは、「in Heaven」「Taboo」「惡の華」「狂った太陽」「Six Nine」「Darker than Darkness」「ONE LIFE,ONE DEATH」「極東 I LOVE YOU」などです。
「Taboo」については、櫻井敦司氏の顔をモチーフに、赤・白・黄・青の粒のライトが当たって皮膚がまだら模様になっているデザイナのですが、リリースされたのが1989年1月18日です。つまり、WindowsもMacもグラフィックソフト的なものがない中、クオリティーも、今でこそコンピューターを使えばできますが、その当時、手書きで作成されたそうです。すごいですよね。「惡の華」のデザインも手書きだそうです。
そして、「極東 I LOVE YOU」の「愛」の文字。よく見ると何か欠けているんですよね。ご本人から、完全じゃないということを表現したかったと教えていただきました。
3.2022年イベントに参加したときの様子
当時、最終日前日ということで、あまり人もおらず、スタッフとご本人に作品の紹介をしていただきました。今考えるとあり得ないシチュエーションですよね。(笑)
私がすごく好きなアルバムジャケットの「極東 I LOVE YOU」の前でチェキで写真を撮りました。「愛」の文字の熱意を伝えていたのに、出来上がった写真は「愛」の文字が私の大きい体で隠れてしまい、サカグチケンさんに突っ込まれました。
印象的だったのが、別れ際に交わした言葉です。今まで、各作品の背景を熱をもって話していただいていたのですが、急に「俺もう58歳だよ。」とおっしゃられていました。私は、司法書士事務所開業前でしたので、「死ぬまで現役で行きましょう。一生ロックでいいじゃないですか。一度きりの人生なんですから。」と声をかけたのを思い出します。というと、今年は還暦ですね。おめでとうございます。