未来設計とは何か?|“相続対策”との決定的な違いを司法書士が解説【香川県・徳島対応】

2026年06月15日

「相続のことは、まだ先の話」

多くの方がそう考えています。しかし、実際の相談現場では、

「もっと早く考えておけばよかった」

という声を数多く聞きます。

相続は、"亡くなった後"の問題と思われがちです。しかし本当は、元気なうちに何を準備していたかで、家族の負担やトラブルが大きく変わります。

特に近年は、

  • 相続登記義務化
  • 空き家問題
  • 認知症による資産凍結
  • 家族関係の複雑化

などにより、「相続が起きてから考える」では間に合わないケースが増えています。

そこで私たちが提唱しているのが、

「未来設計(相続・生前対策)」

という考え方です。

この記事では、「未来設計とは何か」「従来の相続対策と何が違うのか」を、香川県・徳島の地域事情も踏まえながら、司法書士の実務視点でわかりやすく解説します。

目次

1.未来設計(相続・生前対策)とは何か
2.なぜ"相続対策"だけでは不十分なのか
3.未来設計で考えるべき5つの課題
4.香川県・徳島で未来設計が必要な理由
5.「まだ元気だから大丈夫」が危険な理由
6.未来設計は"家族を守る準備"
7.まとめ|未来設計の第一歩とは


1.未来設計(相続・生前対策)とは何か

まず結論から言うと、

未来設計(相続・生前対策)とは、「亡くなった後の手続き対策」ではなく、"人生後半を安心して生きるための設計"です。

一般的な相続対策というと、

  • 遺言書を書く
  • 生前贈与をする
  • 相続税対策を考える

という"個別の手段"を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、本当に大切なのは、

「家族が将来困らない状態をつくること」

です。

例えば、

「実家をどうするのか」

「認知症になったら誰が管理するのか」

「子どもが県外にいる場合は?」

「空き家になったら?」

といった問題は、遺言書1枚では解決できません。

つまり未来設計とは、

遺言・家族信託・相続登記・空き家対策・認知症対策を"点"ではなく"面"で考えること

なのです。

2.なぜ"相続対策"だけでは不十分なのか

多くの人が誤解していますが、

相続問題は、相続開始前から始まっています。

例えば、こんなケースがあります。

(1)遺言を書いたのに揉めた

遺言があれば安心と思われがちですが、不動産が多い場合や感情対立がある家庭では、遺言だけで解決できないことがあります。

「なぜそう分けたのか」

という親の意図が見えず、兄弟間の対立につながることもあります。

(2)認知症で手続きが止まった

近年非常に増えているのがこのケースです。

親が認知症になると、

  • 不動産売却
  • 預金解約
  • 生前対策
  • 家族信託契約

などができなくなる可能性があります。

つまり、

"元気なうちしかできない対策"がある

ということです。

(3)空き家問題が放置された

香川県・徳島では、県外に住む子どもが相続人になるケースも増えています。

その結果、

「実家を誰も管理しない」

「売りたくても売れない」

「名義が祖父のまま」

という問題が起きています。

これは単なる不動産問題ではなく、

"生前対策不足"の問題

とも言えます。

3.未来設計で考えるべき5つの課題

未来設計では、最低限次の5つを整理することが重要です。

(1)財産の把握

まず、自分の財産を整理します。

  • 預貯金
  • 不動産
  • 保険
  • 株式
  • 借入

意外と多いのが、

「親の財産を誰も把握していない」

ケースです。

(2)不動産の名義確認

実家の名義を確認すると、

「祖父名義のままだった」

というケースも珍しくありません。

2024年から相続登記義務化が始まり、

放置リスクが高まっています。

(3)遺言書の必要性

遺言は、財産をどう承継させるかを明確にする重要な手段です。

特に、

  • 子ども同士が不仲
  • 不動産が多い
  • 再婚家庭
  • 子どもがいない夫婦

では重要性が高くなります。

(4)認知症対策

認知症対策は後回しにされがちですが、実は最優先です。

代表例として、

  • 家族信託
  • 任意後見
  • 財産管理契約

があります。

(5)家族との対話

未来設計で最も大切なのは、

家族が困らない状態をつくること

です。

「話しにくいから後回し」

ではなく、元気なうちだからこそ話せることがあります。

4.香川県・徳島で未来設計が必要な理由

地方では、都市部と違う相続問題があります。

例えば、

  • 空き家が増えやすい
  • 実家が広い
  • 農地・山林がある
  • 子どもが県外在住
  • 高齢化が進んでいる

という特徴です。

香川県や徳島では、

「親が亡くなって初めて実家の問題に向き合う」

ケースが非常に多くあります。

そして、

"何も決まっていない状態"ほど、家族を困らせるものはありません。

だからこそ、

「元気な今」から考えること

が重要なのです。

5.「まだ元気だから大丈夫」が危険な理由

相続相談で最も多い言葉があります。

それが、

「まだ早いと思っていました」

です。

しかし現実には、

  • 突然の病気
  • 認知症
  • 入院
  • 事故

によって、急に判断能力を失うことがあります。

そして、その後では、

"できない対策"が増えてしまう

のです。

つまり、

生前対策は「早すぎる」のではなく、「遅すぎる」が問題なのです。

6.未来設計は"家族を守る準備"

未来設計は、「死ぬ準備」ではありません。

むしろ、

家族を守るための準備

です。

  • 子どもに負担をかけない
  • 空き家を防ぐ
  • 認知症に備える
  • 相続トラブルを減らす
  • 家族関係を守る

そのために、

遺言書、家族信託、相続登記、生前贈与などを、

"家族に合った形"で設計する

ことが重要になります。

7.まとめ|未来設計の第一歩とは

未来設計とは、

単なる相続対策ではなく、

「家族が将来困らない状態をつくること」

です。

香川県・徳島では、

空き家問題、相続登記義務化、認知症問題など、

地域特有の課題も増えています。

だからこそ、

「まだ元気だから大丈夫」

ではなく、

元気な今だからこそ準備する。

これが、未来設計の第一歩です。

【未来設計相談会のご案内】

香川県・徳島で未来設計(相続・生前対策)のご相談なら

アイリス国際司法書士・行政書士事務所では、

相続を「亡くなった後の手続き」ではなく、

"家族の未来を守る未来設計"

としてサポートしています。

【無料相談会のご案内】

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・第3水曜開催:087-813-8686(要予約)

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