【第10回】家族信託とは?成年後見制度との違いと活用事例をわかりやすく解説
認知症対策や財産管理に注目される「家族信託」。成年後見制度との違い、信頼できる家族に財産を託す仕組み、具体的な活用事例まで司法書士がやさしく解説。将来の備えに役立つ情報満載です。
遺言書には自筆・公正証書・秘密証書の3種類があります。どれを選ぶべきかは目的や状況によって異なります。本記事では、司法書士がそれぞれの違いやメリット・デメリット、書き方の注意点をわかりやすく解説します。
📑目次
1. 遺言書を作る目的とは?
遺言書は、亡くなったあとの「遺産の分け方」や「想い」を残すための法的文書です。
トラブル防止のために「遺言はあった方がいい」とはよく言われますが、具体的には次のような目的があります:
2. 遺言書の3つの種類と特徴
遺言書には、法律で認められている以下の3つの方式があります。
①自筆証書遺言
本人がすべて手書きで作成する遺言書
➁公正証書遺言
公証役場で公証人が作成する遺言書
③秘密証書遺言(実務上ほとんど取り扱いはありません)
内容を秘密にしたまま公証人に提出する遺言書
3. 各方式のメリット・デメリット
✅自筆証書遺言
メリット:
デメリット:
※現在は法務局での「自筆証書遺言の保管制度」も利用可能(別途手数料)
✅公正証書遺言
メリット:
デメリット:
✅秘密証書遺言
メリット:
デメリット:
4. 遺言書の内容でよくあるトラブルとその対策
❗よくある失敗例
✅司法書士からのアドバイス
5. 書き方の基本ルールと注意点
特に自筆証書遺言を作成する場合、以下の要件を必ず守る必要があります。
📝自筆証書遺言の要件
💡ポイント
6. こんな方には遺言作成をおすすめ
次のような方には、公正証書遺言の作成を強くおすすめします:
また、高齢や病気のある方は、早めの作成が何より大切です。
7. 無料相談・作成支援のご案内
「どの方式で遺言を書くべきかわからない」
「内容の整理や文案を一緒に考えてほしい」
そんな方は、当事務所の無料相談をご利用ください。
公証役場との連携、証人の手配、相続税への配慮も含め、トータルで支援いたします。
📌【1】司法書士による無料個別相談(予約制)
📌【2】税理士と合同の無料相談会(毎月第3水曜開催)
8. まとめ:「家族の安心」は明確な遺言から
遺言書は、「争族」を防ぎ、ご本人の想いを正しく伝えるためのツールです。
曖昧なままではかえってトラブルの種になります。
ご自身の状況に合った方式を選び、法的に有効で、想いが届く形の遺言を整えておきましょう。
📞 無料相談は087-873-2653まで/WEBフォームからも受付中
📅 遺言や相続の不安は、第3水曜の合同無料相談会もおすすめ(087-813-8686)
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