ティナターナーさん(83歳)が亡くなりました
ティナターナーさんが本日2023年5月25日亡くなりました。私の青春時代とその後の人生に多大な影響を与えた方でした。謹んでお悔やみ申し上げます。
目次
1.彼女の存在を知ったとき
2.Good-bye soldier!
3.映画を見たのちの私の人生
1.彼女の存在を知ったとき
彼女の存在を知ったのは、中学時代に欠かさずビデオに録画してみていたベストヒットUSAという、小林克也氏が司会を務める音楽番組です。当時、マイケルジャクソンやデビットボウイ、ワム、デュラン・デュラン、a-haとポップやロックが中心の楽曲が好きだったのですが、ひときわ目立ったソウルフルな歌声で子供ながらに歌のうまいおばちゃんとして記憶に残っていました。
2.Good-bye soldier!
その後、マッドマックスの存在を知ることになり、テレビで放送された映画をビデオに録画して何度も見ていました。特に、マッドマックス2では、荒廃した土地で繰り広げられる石油争奪のシーンで、赤茶けた砂の中の一本道でロケがされていて、どこで撮影されたのか気になっていました。
そして、私が15歳になり、1985年8月の夏休み、友人2人と連れ立って、高松市内にあったライオン館で見たのが「マッドマックス サンダードーム」。
(映画の内容)マッドマックスサンダードーム
核戦争後の荒廃した砂漠の中にあるバータータウンという町に流れ着いたマックス(メルギブソン)とこの町の女王(ティナターナー)との技術者の争奪戦で、マックスは仲間の子供たちと技術者を逃がすために、追手の女王の軍団に身を挺して車を走らせますが、最後に敵に取り囲まれてしまいます。その時、ティナターナーがマックスを見逃し撤退するのですが、笑いながらその時に行った一言「Good-bye soldier!」が、今でも忘れられません。
そして、映画を見終わった後に、映画のパンフレット内にロケ地の情報がありました。今までの3作品すべてが、オーストラリアでロケをしたことが書かれていました。
3.映画を見たのちの私の人生
マッドマックスという映画にあこがれ、2000年に自費でIT・ネットワークを学ぶため留学先を考えたときに真っ先にオーストラリアが浮かび上がり、すぐに行動しました。
オーストラリア留学中の2年半の間に、長期休暇中にロケ地をめぐりました。映画からすでに15年ぐらいの月日が流れていたのですが、すごく感慨深かったです。その留学期間中に現在の奥さんと知り合いました。なんか不思議な縁ですよね。
洋楽、映画を通して影響を受けた私ですが、今、ティナターナーさんの訃報を聞き昔のことを思い出してしまいました。