「新さぬき弁殺人事件」劇団マグダレーナ創立40周年記念、中越恵美50年記念
劇団マグダレーナ創立40周年記念公演・中越恵美50年記念ステージ
司法書士試験受験生の方たち、学習の進捗はどうでしょうか?私も受験生時代に、陥った「焦り」と「諦め」が顔をのぞかせる時期です。皆さんの中には、陥っている方もいるのではと思い、お話をすることにしました。
目次
1.焦り・諦めの発生メカニズム
2.焦り・諦めを長期抱えるデメリット
3.焦り・諦めの克服法
4.結局・薬局・郵便局
1.焦り・諦めの発生メカニズム
司法書士試験受験生に生じる「焦り」「諦め」の正体は、学習の進捗が思ったほどできていないことによるものです。
しかし考えてみてください。万全の準備ができている状態で、本試験に臨んでいる受験生はいったい何人いるのでしょうか。きっと1割にも満たないと思います。その原因は、「試験の対象範囲の広さ」にあります。やってもやっても、模試を受けてみると、初見の知識を問う問題が出てくる・・・ああ、本試験になったらとんでもない問題が出てきたらどうしよう、という具合に、ネガティブに考えてしまいがちです。
ここで、直近の本試験の択一問題についてみてみると、意外と基本の知識について問うているものが大半を占めています。問題の大半を難解な問題にしてしまうことはあり得ません。難解な問題ばかり目に留まる時期ではあるのですが、だからこそ、基礎をおろそかにせず、きっちり得点していく学習が特に重要になるわけです。逆に言えば、たいして問題数もない難解な問題ばかりの学習をしても、基本問題を落とすようでは、まず合格はできないと思います。それに、実務に入って、基本的な知識を欠いているようでは、仕事にはなりませんからね。
今やっている学習を粛々と継続していくことこそ重要なのではないでしょうか?
2.焦り・諦めを長期抱えるデメリット
「焦り」「諦め」を意識せず、学習を続けている方がいるとしたら、その方はスーパーマン並みの精神力を持っている方です。しかし残念ながら、ほとんどん方はスーパーマンではありませんし、私もそうです。この「焦り」「諦め」をあまり長い間抱えないようにすることが重要です。
それでは、長期間、この「焦り」「諦め」を抱えてしまうとどのようなデメリットがあるのかと言いますと、今実施している学習の邪魔にしかなりません。「焦り」は、どうしても感じることがあるでしょう。また、厄介なのが「諦め」なんです。なぜなら、「諦め」ると苦しい状況で、ほしいものが手に入るからです。それは「1年」という時間です。これを繰り返せば、いずれ合格できるんじゃないのかという方もいますが、残念ながら時間は無限ではありません。そもそも考えてみてください。昨年も同じように学習したのに、あきらめて1年伸ばした結果、今どうでしょうか?「同じ状態」か「それ以上」になっている方は少ないと思います。厳しいことを言いますが、時間を延ばすことで、劣化したのでは一生合格はできないと思います。
3.焦り・諦めの克服法
まずは、悩む時間を決めて悩むことです。私の場合、5分以内と決めていました。あまりにもダラダラ悩むと、本当にそちらの方向に行ってしまいそうになるためです。
また、普段の学習をきっちりこなしていき、できるだけ「雑音」を入れないようにすることが大事だと思います。「雑音」とは何かといいますと、この時期に大量発生する、「焦り」や「諦め」から逃れようとして身をゆだねてしまった受験生の声のことです。ですので、私は自宅を勉強部屋にしました。しかし、物理的に同じ空間に「焦り」「諦め」を抱えている受験生と一緒になる方は、できるだけ接触を避けた方がいいと思います。言葉には言霊が乗りますから、無意識でも影響を受けてしまいます。間違っても、自称諦めた受験生のSNSやYoutubeは見ないようにしましょう。あなたが消えることで、ライバルが一人減るわけですからね。
とにかく、何のために学習しているのかを考えてください。一刻も早く司法書士試験に合格して、司法書士になるためなのではないでしょうか。決して1年遅らせるために今まで頑張ってきたわけではないと思います。目的を見失わないでください。
4.結局・薬局・郵便局
今の状況が最も過酷で、重要な時期だと思います。ここでくじけてはいけません。学習が100%以上できている受験生なんてほとんどいないわけですから。「焦らず」「諦めず」、学習を継続で来た方だけが、合格できるわけですし、仮に落ちたとしても、継続できた経験は後の受験でも生きると思います。「焦り」から「諦め」た方は、翌年も同じようなことでくじけてしまうと思います。
仕事も同じです。今できることを今のうちにしておかないと、伸ばすと立て込んできたり、トラブルでさらに延期なんてことやってたら、信用無くしますからね。
今が正念場だと思います。頑張っていきましょう。
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