「新さぬき弁殺人事件」劇団マグダレーナ創立40周年記念、中越恵美50年記念
劇団マグダレーナ創立40周年記念公演・中越恵美50年記念ステージ
司法書士試験の年内学習は進んでいますでしょうか?本日のトピックは、学習環境の「能動化」についてお話をしたいと思います。この辺りは、開業後の集客にも使えますので、ご興味のある方はヒントにしてみてください。
目次
1.司法書士試験範囲の攻略と能動学習
2.学習環境の能動化(Take a control)
3.集客との共通点
4.まとめ
1.司法書士試験範囲の攻略と能動学習
司法書士試験はとても範囲が広いですよね。年内は主要4科目を重点的に学習されている方が多いかと思います。学習のペースですが、受け身じゃありませんか?受け身で学習を進めると、自分の弱点を発見することは困難になります。
とはいっても、日々の日常生活の中で、やらないとだめなことはたくさんあります。これらをしながら、学習をしてしまうと、受け身になってしまっている方が多いんじゃないでしょうか。初学者の方は、年内学習を能動化することは非常にむつかしいと思います。しかし、直前期では、初学者も複数年受験生も同じく、能動化(自分で決めたスケジュールや内容で学習を進めていく)することになります。
2.学習環境の能動化(Take a control)
学習の能動化と言われてもピンと来る人は少ないと思います。自発的にと言った方が解りやすいですかね。なんでもそうなのですが、何をどうやって攻略するかわからない場合には、成功モデルを見てマネしたくなるものですが、この世に、あなたに合った成功モデルは自分で探すしかありません。他の人がやって成功した例や、他の人が進める参考書にすぐに飛びつく方もいるかもしれませんが、無理なんですこれ。
私も受験生時代に、やたらと自分がやっているテキストをべた褒めして、進めてくる他の受験生がいらっしゃいましたが、私はひたすら予備校が用意していただいたテキストをまとめ上げることに年内を費やしました。だって、本当にそんなにすごい本なら、その受験生はとっくに合格していなければおかしいからです。ただの雑音でしかありませんが、あまりにも予備校の勉強室で言ってくるので、私は予備校の勉強室を捨てました。
自宅の机(狭いキッチンに置いた机)を軸に目の前に本棚を移動して、随時参考書や、自分のまとめた問題集なんかを取り出せるようにしました。はじめのうちはぎくしゃくしていましたが、2週間も学習すれば慣れてきましたし、そこで学習する方が効率よくできました。そして、約半年後、模試を受けるために予備校に現れた私は、別人になっていました。ほとんどの択一で満点を取れるレベルになったのです。具体的な学習方法については、過去のブログを参照してください。最後の方の全国模試に至っては、午前・午後合わせて1問間違いでとどまれるくらいになっていました。当然、私が受講している予備校の問題だけでは不安ですので、他行の模試をいくつか受けましたが、3問以上間違うことはありませんでした。
感覚的な話で恐縮なのですが、択一で「手ごたえ」を感じ取れるようになりその通りの結果になります。
3.集客との共通点
私も、今年の2月3月は集客で非常に悩みました。そんな時、徹底的に自分を分析していきました。そして、自分が能動的にコントロールできる仕組みについて、そのサイクルを作るための営業に着手しました。岡田俊夫ゼミで岡田氏が本が売れなかった2年間で、「売れること」が、受動態であることに気づいたと言っていましたが、そこに持っていくプロセスで「能動的にできること」を必死で考えていきました。
能動的とはいっても、客ありきの商売ですので、すべて能動的とはいきませんが、受験生時代に経験した能動学習への転換の経験は、とても生かされたと思います。
ざっくりいうと、他の先生との差別化をきっちりとつけていくようにしていきました。
※この辺りを具体的に書いても、おそらく、同じように実行しても同じ結果にはなりませんので割愛します。ただの自慢話にしかなりませんから。松下幸之助の書いた本の内容を実行しても、時代背景や人脈、能力、その他の事情で、同じ結果にならないのと同じことです。ただし、ヒントにはなると思いますが、それを少しづつ自分バージョンにアレンジし、成功体験から営業やターゲットを絞り込んで攻勢をかけていけば大丈夫です。
ただし、この自分バージョンへのアレンジの仕方を誤ると地獄を見ます。
※たとえば、以前とある先生に「差別化」について聞くと、「早くする、正確にする。」と言ったのを聞いてがっかりしました。「遅いし、正確でない」司法書士は、先生と名乗ってはいけないと思ったからです。それは、付加価値にはなりえません。
今まで、多くの社会経験を積んだ40から50代の受験生は、開業後他の方たちよりもアドバンテージがあると思います。
4.まとめ
年内学習から直前期学習にかけて、自身のコントロールができるような環境を自ら作り出すことにより、学習の能動化を実現できます。そして、能動化された状態での学習は、今までと比べ物にならないくらいの効果を出すと思います。そうなってくると、今は苦しい受験勉強も少し楽しい方向に向かうと思いますよ。
また、受験だけでなく、日々の生活の中で、ヒントとなるようなことはたくさんあると思います。一発合格した人に話を聞く機会があったのですが、受験直前は不安は当然あるものの、学習が楽しくなってきたと言っていました。だからこそ、自発的に分からない範囲を学習しようと姿勢になるものと考えます。
そして、その考え方は、開業後の集客にも生かせます。常に、自分で考える癖をつけておけば、安易にポータルサイトに高い金支払うことも無くなると思います。
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