相続法律・税務無料相談会のご案内
令和7年2月12日(水)に「北野純一税理士事務所」内で開催されます「相続法律・税務無料相談会」が実施されます。相続前のご相談、相続発生後のご相談、どちらにも対応しております。
今までサラリーマンをやってきた人で期間が長い人ほど、司法書士試験に臨まれている方たちにとって、とても勇気がいる選択肢だったと思います。特に、退職して司法書士試験の受験にチャレンジしている方たちにとっては、出口の見えない迷路の中のような感覚に襲われることもよくあると思います。そんな方たちに矢沢さんの名言を送りたいと思います。
目次
1.新しいことにチャレンジするということ
2.やった後悔よりやらなかった後悔の方がでかい
3.まとめ
1.新しいことにチャレンジするということ
私事で恐縮なのですが、大学卒業後、化学で生業を立てたいと思っていましたが、仕事にも慣れ、周りの環境にも慣れてきたころ、「留学」を決意したんですよね。絶対に後戻りできないように、自分で何重にも罠をかけて。その後は、完全に年功序列のレールからは外れていることを意識しながら、自分は今何を求めているのか、なんのために生きているのか、常に意識してやってきたと思います。でも不思議なんですよね。「居心地がいい」と、「ああ、ここを離れなきゃ」と思ってしまうんです。はじめのうちは、ただのアマノジャクかと思っていましたが、先日、矢沢永吉さんが若い女性の悩みに答えている過去の映像を見てしっくりきましたので、その内容をまとめます。キャバクラで働いている若い女性が、将来が見えない(やりたいことがない)ということで質問したことに答えた内容です。
「ね、いっぱいいるんでしょうね今。どうしていいのかわからないんだけどもっていうのが。本当に僕は15ぐらいの時に、ビートルズに出会って、あっこれだと思ったわけね。それで東京に行って歌手になろうと思いました。今みたいにインターネットがこんなに発達して、世界同時に情報が交換できるような時代じゃないですから、あの時東京行って俺はロックシンガーになるんだって言ったら、周り10人中10人が、「お前頭大丈夫?」って言われました。その時代ですよね。
でもね、あのスコーンときた気持ちって、今考えたら、あれがなかったら自分は何してたのかな?と思ったりします。ちょっとしたところに、はまれるところはあるのかもしれないけどね。それがどこで出会えるのか、どこで自分がキラっとするのかという、ひょっとしたら、ほんのちょっとのことなのかも分かんないんだよね。
でもうまく言えないけど、もしこのままダラダラ時間が過ぎるだけで、私どうすればいいんだっていうのなら、やめちゃったら?あっさり。
居心地がいいんじゃない?なんだかんだ言っても。居心地がいいからそこにいる。それでこのままじゃまずいなって気持ちもないこともない。でもこのままじゃいけないかなと思う。でも居心地も悪くないから。でも、表に出るのはちょっと面倒くさいし、ここにいた方が軽いし楽だしみたいな。
でも、このままずっと「フォーエバー」ある訳ないよねっていうところにいるんじゃないですかね。」
ここで、質問者の女性が「そうです。」と答えた後、矢沢さんは続けます。
「僕、(それは)半分自分の責任だと思う。このままいって、あなたの気持ちのどっかの部分で「このままじゃまずよな」って方向に行っちゃったときには、自分が半分以上は責任取らなきゃいけないね。
(自分を指して)ここなのよ。・・・・ここなのよ。ここで僕非常に生意気なこと言うようだけど、
国の責任にしちゃいけないんだよ。国とか世間とか周りの責任にしちゃだめなんだよね。
最終的には自分なんですよ。
というところを本気で思ったら、多分このままじゃいけないと思ったら、多分・・・出ていくしかないんじゃない。怖くても。
時間がたって、時間がたって、時間がたって、時間がたった時に、君がどっかで懸念してたものが、ピュッと出てきたときに、もうやばいぞと思ったときにその時、何?「世間が悪い」って言う?周りが悪いっていう?
言っちゃだめだよ。言っちゃだめだけど、人間は弱いから言うんだよ。「国が悪い」って。
あの必ず近道をずっとしていると、必ず近道が敵になってくるんだよね。いつか敵になるんですよ。
みんな言うの僕のこと「矢沢はすごい早い」って言うの。思ったらすぐ思ったらすぐ、すぐ行動に移してるの。僕最近分かったのなんで早いか。たぶん怖がりなんだよね。怖がりで怖いから手を打つんですよ。僕は早かったんじゃなかったの。怖がりだったのよ。」
なんか、自分のこと言われているみたいで、聞き入ってしまいました。自分が矢沢さんと同じということではなく、あの居心地がいい職場で、なんとなくですがよくわからない漠然とした「不安感」は、そういうことだったのかと思いました。
2.やった後悔よりやらなかった後悔の方がでかい
そして、今まで私がとってきた行動が理解できるようになりました。いきなり会社辞めて留学したり、長く務め居心地のいい職場を急にやめて、わざわざ厳しい環境に身を置いたり、5年間、司法書士試験の学習に没頭したり。
しかし、いまでは、すべて過去のことなのですが、これだけは言えます。
「やって後悔するよりも、やらなくて後悔したほうが何十倍も深い。」
たとえ、結果が出ても出なくてもね。
3.まとめ
結果が出ても出なくても後悔の念はないでしょう。しかし、ある程度年を重ねて司法書士試験に取り組まれている方の中には、もう後がない方もいらっしゃるかもしれません。
残念ながら、司法書士試験というのは結果が全ての試験なんです。
一生に一度くらい、死に物狂いに勉強してみるもいいじゃないですか。もしそれで、結果が出たなら、その後の人生の糧になりますよ。
私も、余力があって合格できたわけではありません。何事にも全力でやってみましょう。
そうすればきっと「目標」が見えてくると思います。
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