母は既に他界。父が亡くなり相続が発生したが、自分は県外に住んでいます。いったいどうすれば。

2022年12月04日

親戚の方から、相続で困っているので助けてほしいとの連絡がありました。その後、ご本人からの連絡をいただき、当日しか香川県にはいないので、本日会いたいとリクエストがありましたので、ご実家に出向きました。息子様のお話を聞くと県外に住まわれており、明日帰るとのこと。本日できることをやっておきたいので、知恵をお借りしたいとのリクエストがありました。

私の事務所では、「ご相談シート」「相続登記に必要な書類一覧」をお渡ししております。その際ご本人様の確認を必ずしておりますので、免許証またはマイナンバーカードのコピーか写真をとらせていただいております。今回の件では、ご本人様との面談ですので免許証のコピーをとらせていただきました。

また、「相続登記に必要な書類一覧」を用いて、今回の相続登記に必要な書類の確認作業を説明をいたしました。「解り易い。早速役場に行って、今とれるものはとっておきます。」と言っていただきました。

その後、再度ご実家に戻られた際に、必要書類を受け取り、遺産分割協議書の作成をしました。こちらには、実印の押印が必要となりますので、印鑑証明書をご依頼者様の県内の役場で取得していただき、県内にいらっしゃる相続人の方の印鑑主命所は、ご依頼者様からご連絡していただくこととなりました。出来上がった遺産分割協議書については、県外の今回のご依頼者様へは、レターパックでの郵送により実施することといたしました。

気になっていた相続登記が、相談により早期に解決できたと、大変喜んでいただけました。

本件相続財産である土地と建物について、今後、空き家となる可能性が非常に高いとのことでしたので、売却が難しい場合、役場の「空き家バンク」に登録することをお勧めいたしました。

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