相続の相談でいちばん多い失敗は、
「税理士に行ったら登記の話ができず、司法書士に行ったら税金が分からない」ことです。
香川県に住む私にも届いたSNS詐欺|実際のメッセージから解説する高齢者が騙されやすい7つの手口と相談窓口

最近、SNSをきっかけにした詐欺が急増しています。
実は香川県に住む私のSNSにも、典型的な詐欺メッセージが届きました。
最初は友人からの普通のお願いに見えましたが、やり取りを続けるうちに「電話番号を送ってほしい」「確認コードを送る」と言われ、不審に感じました。
このようなメッセージは、SNSアカウントを乗っ取る詐欺の典型的な手口です。
現在はこの手口以外にも、
- 恋愛関係を利用するロマンス詐欺
- SNS投資詐欺
- 宅配通知を装うSMS詐欺
など、さまざまな詐欺が増えています。
この記事では
- 実際に届いたメッセージの事例
- 高齢者が騙されやすいSNS詐欺7種類
- 被害に遭った場合の相談窓口
を司法書士の視点からわかりやすく解説します。
目次
1 SNS詐欺とは何か(基本定義)
2 実際に私に届いたSNS詐欺メッセージ
3 高齢者がSNS詐欺に狙われやすい理由
4 SNS認証コード詐欺(アカウント乗っ取り)
5 ロマンス詐欺(恋愛型詐欺)
6 SNS投資詐欺(有名人なりすまし)
7 宅配通知SMS詐欺(スミッシング)
8 副業詐欺
9 警察・役所なりすまし詐欺
10 AI音声なりすまし詐欺
11 SNS詐欺を見抜く共通ポイント
12 FAQ(よくある質問)
1 SNS詐欺とは何か(基本定義)

SNS詐欺とは、SNSやメッセージアプリを利用して金銭や個人情報を騙し取る犯罪です。
主な特徴は次の通りです。
- SNSのメッセージから始まる
- 信頼関係を作る
- 最終的にお金や情報を要求する
現在は
LINE
Instagram
Facebook
などのSNSを利用した詐欺が増えています。
2 実際に私に届いたSNS詐欺メッセージ

最近、私のSNSにも次のようなメッセージが届きました。
「こんにちは👋👋
アンバサダーになるためのコンテストに参加しているのですが10票必要なのですがすでに8票持っています。私に投票してもらえませんか❤️🙏」
私はこう返信しました。
「いいですよ。どのようにすればいいですか?」
すると相手は次のように続けました。
「今すぐ投票コードを送ってもいいですか」
さらに
「携帯電話番号をこちらに送信してください。確認コードをお送りします」
この時点で不審に思い、私は次のように返信しました。
「本人に電話して確認しますがよろしいですか?」
すると、その後返信は止まりました。
このような手口は、SNSアカウント乗っ取り詐欺の典型例です。
3 高齢者がSNS詐欺に狙われやすい理由

SNS詐欺は、特に高齢者が狙われやすい傾向があります。
理由は主に3つあります。
1 SNSの仕組みが分かりにくい
2 友人からの連絡を疑いにくい
3 投資や副業の情報を信じやすい
その結果、被害額が数百万円から数千万円になるケースもあります。
4 SNS認証コード詐欺(アカウント乗っ取り)

今回の事例のように、電話番号や認証コードを送らせる詐欺です。
送られた認証コードを使ってSNSアカウントが乗っ取られます。
乗っ取られたアカウントは、さらに友人へ詐欺メッセージを送るため被害が広がります。
相談窓口
- SNS運営会社
- 警察相談窓口(#9110)
- 消費生活センター(188)
5 ロマンス詐欺(恋愛型詐欺)
SNSで恋愛関係を作り、お金を送らせる詐欺です。
典型的な人物設定
- 海外軍人
- 医師
- 石油会社技師
長期間のやり取りをするため、被害額が大きくなる傾向があります。
相談窓口
- 警察
- 消費生活センター
6 SNS投資詐欺(有名人なりすまし)
SNS広告などで投資話を持ちかける詐欺です。
特徴
- 有名人を装う
- LINEグループへ誘導
- 仮想通貨投資
利益が出ているように見せかけ、追加投資を求めるケースが多く見られます。
相談窓口
- 警察
- 金融庁相談窓口
7 宅配通知SMS詐欺(スミッシング)

「荷物の再配達」などのSMSを送り、偽サイトに誘導する詐欺です。
リンクをクリックすると、クレジットカード情報などを入力させられます。
相談窓口
- クレジットカード会社
- 警察
- 消費生活センター
8 副業詐欺
SNS広告で「簡単に稼げる副業」として勧誘される詐欺です。
最初に少額の報酬を支払い、その後高額な参加費や投資を求めるケースがあります。
相談窓口
- 消費生活センター
- 警察
9 警察・役所なりすまし詐欺
警察官や役所職員を装い、事件や税金を理由に送金を求める詐欺です。
最近はSNS通話を利用するケースもあります。
相談窓口
- 警察
- 消費生活センター
10 AI音声なりすまし詐欺

AIを使って家族の声を再現する新しい詐欺です。
「事故を起こした」「今すぐお金が必要」などと電話をかけてきます。
相談窓口
- 警察
11 SNS詐欺を見抜く共通ポイント

次のようなメッセージは注意が必要です。
- 電話番号を聞かれる
- 認証コードを求められる
- SNSだけでやり取りする
- 急いで送金を求める
少しでも違和感を感じた場合は、本人に電話で確認することが重要です。
12 FAQ(よくある質問)

(FAQ部分はそのまま使用できます)
Q1 SNSで投票を頼まれました。安全ですか?
電話番号や認証コードを求められる場合は詐欺の可能性があります。
Q2 SNSの友人が怪しいメッセージを送ってきました
アカウントが乗っ取られている可能性があります。電話で確認してください。
Q3 認証コードを送ってしまいました
すぐにSNSパスワードを変更し、運営会社へ通報してください。
Q4 SNS投資はすべて詐欺ですか
すべてではありませんが、SNS勧誘の投資は詐欺の可能性が高いです。
Q5 SNS詐欺は警察に相談できますか
はい。警察相談窓口(#9110)で相談できます。
Q6 消費生活センターとは何ですか
消費者トラブルの相談窓口で、電話番号は188です。
Q7 家族が詐欺に遭っているかもしれません
まず送金を止め、メッセージを保存してください。
Q8 被害金は戻りますか
状況によりますが、早期相談が重要です。
Q9 高齢者はなぜ騙されやすいのですか
信頼関係を利用した詐欺が多いためです。
Q10 SNS詐欺を防ぐ方法はありますか
次の3つが重要です。
- 電話番号を安易に教えない
- 認証コードを送らない
- 不審な投資話を信じない
まとめ
SNS詐欺は年々巧妙になっています。
今回のように、友人を装ったメッセージから始まる詐欺も増えています。
少しでも違和感を感じた場合は、
- 本人へ電話確認
- 家族へ相談
- 警察や消費生活センターへ相談
を早めに行うことが大切です。

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