(思考)『あの頃に戻りたい』と思わないようにする方法

2025年02月09日

「あの頃に戻りたい」と思わないためには、どうすればいいのでしょうか。そして、そのように考えない人生を構築することで得られるものがあります。そして、現在も成長を続けることができ、過去への執着を防ぎ、未来に目を向けられるようになります。それでは見ていきましょう。

目次

1. 人生の分岐点を見極める

2. その時の限界まで挑戦する

3. 「やりようがない」という心境を作る

4. 過去の壁を日常に変える

5. 終わらない挑戦を続ける

6. 振り返りのタイミングを見極める

7. 自分を肯定する

まとめ


1. 人生の分岐点を見極める

 人生にはいくつかの大きな分岐点が存在します。進学や就職、転職、結婚、引っ越しなど、その選択によって今後の人生が大きく変わる場面です。このような時に「正しい選択ができただろうか」と後悔することも少なくありません。ですが、後悔を減らすためには、これらの分岐点に直面したときに一つの心構えが重要です。それは、「限界まで挑戦する」ということです。

2. その時の限界まで挑戦する

 分岐点に立ったとき、迷いや不安があるのは当然です。しかし、最終的に「あの時ああしておけば良かった」と後悔する原因の多くは、十分に挑戦しなかったことからくるものです。目の前の選択に対し、持てる力を最大限に発揮し、限界まで挑戦することで、結果がどうなったとしても自分の全力を尽くしたという満足感が残ります。その満足感がある限り、過去を振り返って「戻りたい」と思うことは少なくなるでしょう。

3. 「やりようがない」という心境を作る

 挑戦した結果、失敗や挫折があったとしても、後から振り返って、いまさら戻っても「やりようがなかい」と思える状態を作ることが大切です。限界まで努力をした結果として生まれる失敗には、後悔が伴いません。むしろ、再びその時に戻ったところで、同じ結果を迎えるだろうと考えられるならば、「戻りたい」と感じる余地がなくなります。これは、一度の失敗や成功を受け入れるための心の準備にもなります。

4. 過去の壁を日常に変える

 大きな挑戦の後、乗り越えた壁はその時点での自分にとって非常に高く感じられたかもしれません。しかし、その壁を越える過程で得た経験や成長が、日常の中に組み込まれていくことで、その壁は次第に小さく見えてきます。つまり、かつての困難が日常の一部となることで、「あの頃の自分に戻りたい」という感情が薄れていきます。過去の困難を乗り越えるたびに、今の自分が過去を凌駕していることに気付けるのです。

5. 終わらない挑戦を続ける

 「過去に戻りたい」という気持ちは、多くの場合、現状に満足していないから生まれるものです。逆に言えば、今の自分が挑戦し続け、成長し続けていると実感できれば、過去に対する未練や後悔は減少します。現在の自分にとっての新たな目標や挑戦を見つけ、それに向かって進んでいくことが、過去に戻りたいという感情を抑える最良の方法です。

6. 振り返りのタイミングを見極める

 人はどうしても過去を振り返りたくなる瞬間があります。しかし、振り返るタイミングや深さを自制することが大切です。過去に対するノスタルジーは誰しもが感じるものですが、それに囚われすぎると現実の成長や挑戦を阻害してしまいます。過去を振り返るときは、その時の自分が成し遂げたことや経験を肯定し、次のステップに進むための一時的な確認作業と捉えることが大事です。

7. 自分を肯定する

 最後に、今の自分をしっかりと肯定する姿勢が重要です。過去に「戻りたい」と思う背景には、過去の自分が輝いていたという感覚や、今の自分に対する不満があることが多いです。しかし、過去も現在も全てが今の自分を形作る大切な一部です。どんな結果であっても、それを受け入れて前向きに進むことで、過去への未練を持つことなく、未来に向かって歩んでいけるでしょう。

まとめ

 「あの頃に戻りたい」と思わないためには、人生の分岐点に立った際に、その時の限界まで挑戦し、結果に後悔しない状態を作り上げることが重要です。また、過去の壁を乗り越え、それが日常となった自分に自信を持つことで、過去に対する未練は薄れていきます。挑戦を続けることで、未来に希望を見出し、過去に戻ることなく前に進むことができるのです。

※明示的には書いていませんが、司法書士試験の受験学習に必要な考え方だと考えます。

最新のブログ記事

令和7年3月19日(水)に「北野純一税理士事務所」内で開催されます「相続法律・税務無料相談会」が実施されます。相続前のご相談、相続発生後のご相談、どちらにも対応しております。

外国籍の配偶者が被相続人の場合、日本の相続手続きには独自の課題が生じます。戸籍に記載されないため、外国の証明書類の準備や翻訳が必要となり、さらに相続後の在留資格の変更も避けて通れません。本記事では、相続時の戸籍取得や在留資格の届出、別資格への変更手続き、相続税の課題など、外国籍配偶者が直面する重要なポイントについて詳しく解説します。

司法書士試験は、合格率が低く非常に難関とされる資格試験です。特に午後の択一試験は、実務知識を問う問題が多く、試験の合否を左右する重要なセクションです。試験対策には、正確な知識の蓄積と効率的な問題処理が求められます。この記事では、午後択一の試験に合格するために押さえておきたい5つのポイントをまとめました。これらのポイントを理解し、試験本番に向けて準備を進めていきましょう。

<