(続報)マイナンバーカードによる住民票等のコンビニ交付システム不具合

2023年05月12日

関西テレビによると、香川県内のコンビニで徳島県日本籍のある方が戸籍証明書を取得した際に、他人の戸籍情報が交付されたとのこと。この事案も今年3月に発生していたそうです。きっちりと原因究明と対策を実施していただきたいものです。

目次

1.記事の概要

2.早期の原因究明を


1.記事の概要

「マイナンバーカードを使ったコンビニでの住民票交付サービスで別人のものが発行される不具合が相次いでいる問題で、徳島県でも誤発行があったことが分かりました。

徳島市によると、ことし3月、徳島市に住民票を置く人が徳島県小松島市のコンビニでマイナンバーカードを使って住民票の発行を申請したところ、別人の戸籍証明書が印刷されて出てきました。

この戸籍証明書は同じ時間に香川県高松市のコンビニでマイナンバーカードを使って申請した、徳島市に本籍がある人のものでした。

徳島市役所に設置された証明書の発行端末がコンビニのシステムに不具合を引き起こしたことが原因だとみられていて、徳島市は端末のサービスを停止した上でコンビニ交付を続けています。

3月以降から関東などで富士通Japanのシステムによる証明書の誤発行が相次いでいて、デジタル庁はシステムの一時停止を要請しています。」(関西テレビ記事引用)

2.早期の原因究明を

 今までの情報からするに、3月という年度末に集中して発生した事案ですが、連休明けまでこういった情報が出てきていませんでした。民間の企業内で発生した事案だと、即日公表し対策案を提示して、安全が確認できるまでシステムの再開はしないのが一般的です。行政サービスだから許されるわけではありません。早急に対応していただきたいものです。 

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