【第3回】“養子縁組”で相続税の基礎控除を拡大する~法的に正しい活用法とは?~
「相続税が高くて困る…」「できるだけ税負担を軽くして財産を次世代に引き継ぎたい」――
こうした声に対し、"養子縁組"という法的手段を活用する方法があります。
今年に入ってから、いろいろな営業の電話がありました。今社会問題になりつつあるようなものから、集客の営業までその内容は多種です。しかし、最近は、Google側で、迷惑電話の登録機能とスマホの電話機能とを連動していて、赤色で「迷惑電話である可能性」のお知らせがあります。最近は、案件も増えてきていますので、前のようにいちいち相手にはできませんので、出ないようにしています。その機能を掻い潜ってきた「個人携帯電話」からの営業の話を今回はしたいと思います。
目次
1.ワンルーマンション投資
2.Web集客
3.インタビュー
4.まとめ
1.ワンルーマンション投資
まあ、未だにこの手の投資の話が多いんですよね。電話がかかってくると、ハイテンションでまくし立ててきますが、具体的な数字を聞くまでは全く私は信用しませんので、「利回り」「修繕積立金の額」については、必ず確認をします。ここからは営業トークです。
「たった、月数万円の出費で、3000万円のマンションが手に入るんですよ。支払いが終われば、家賃がそのままあなたのものに!」とよく言ってきます。
そんな時、私は、「それは、30年後も同じ家賃がとれる状態で、買ったときと同じ値段が維持できていての話ではないですか?その間にずっと同じ人が住み続けるわけではないでしょう?退去後、クロスの張替えもかかるでしょう、エアコン・給湯器の入れ替えも発生しますよね。その部分まできっちり数字を言っていただかないと投資はできませんよ。」といいます。大体これを言うと引き下がるのですが、くらいついてくる方もいらっしゃいます。その方たちが言うのは、「税金対策になる。」です。私は「どの種類の税金対策になるんですか?所得税なら、事業はじめて間がないので現状非課税ですよ。それでもメリットありますか?」といいます。ここで電話は確実に切れます(笑)。
2.Web集客
次に多いのがWeb集客系の営業です。同じ業者から何件もかかってきましたが、その都度、「司法書士法上問題が起こる可能性がありますので、私はこの手のサービスは使いません。」と答えてきました。さすがに3回目には、この言葉の前に「以前も御社から電話がありましたが」を付けました。
それと、私のHPは、上位表示できています。昨年の3月から始め、今では3か月間の表示は50万を超えています。クリック数もこれに応じて伸びてきています。勿論、集客としての機能を調査するために、統計データも取っています。これをさらに上回れる業者だけご提案ください。
3.インタビュー
数件あったのですが、インタビューをしたいと言ってくるものがありました。私なんか一司法書士なのでインタビューしても何も話しすることはないと思っているのですが、「自意識」をつく営業だと、私は考えています。
私の以前のブログにも書きましたが、50代の敵は「(知識と自意識と黄金時代)」だと思っています。過去の栄光などトイレに流してしまいたいくらいです。今を生きるためには不必要ですし、むしろ邪魔にさえなる時がありますからね。そこをくすぐられても、私は全くうれしくはないんですよね。それを大々的に世の中に発表されてもね・・・・。
4.まとめ
そもそも電話営業をしないと売れない製品やサービスについて、よほどその内容に特徴がない限り、一般的には「不要」です。例えば、あるサービスを入れることによって、業務効率を上げることができ、営業に割ける時間が増加する、なんてサービスがあればぜひ導入したいという気にもなるのですが、「今必要でない」商品、サービスを売り込まれても、全くもって不必要と感じてしまいます。「将来」の話は、将来しましょう。今じゃなくてもいいはずです。
こんな電話に時間を費やすなら、人知れず困っている人を一人でも不安を解消してあげた方がいいですからね。少し気障っぽくなりましたが、司法書士って、そういう仕事だと私は考えます。その邪魔になるようでしたら、今後電話は取りません。
「相続税が高くて困る…」「できるだけ税負担を軽くして財産を次世代に引き継ぎたい」――
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