しかし、もし試験に合格できていなかった場合、ここまでになっていたかと言われると、好きになんてとてもなれませんよね。岡田斗司夫ゼミで、面白いことを解説されていましたのでご紹介いたします。
2.「好き」は才能(岡田斗司夫ゼミ参照)
「「好き」っていうのはね、実は才能なんですよ。
「分かる」ってことなんですよ。
音楽のあるジャンルが好きだとか、その良さがわかるということなんですよね。
例えば、僕は好きな声優さんがほとんどいないんですよね。ということは声優さんの良し悪しが、あんまり実はわかってないんですよ。
「絵」もですね興味がない、好きじゃないんです。美術館に行ったら「やっぱり時間の無駄だったな」と思うんですよね。その代わり模型の箱絵は、やたら見るんですよ。目的が違うからなんでしょうね。
ただですね、「好き」というのは才能なんですけど、それは自分の興味を持った方向にしか行かないので、・・・例えば、ギターが好きだったら、「引く努力が苦にならないはずだ!」とはならないんですよね。ギターが好きというのは、「ギター演奏している自分を空想するのが好き」っていうのもあるんですよ。実際に指を動かしてみると「ああ、思った通り動かない。好きじゃない・・・」っていうこともあります。その人によってはまるものが違うから、純粋にプレーするのが好きな人は、どんどんどんどん練習時間が勝手に伸びていくだけだと思うんですよね。
好きなのに「本気になれない」っていうのはね、自分の好きの方向を誤解せずに考えた方がいいと思います。」(引用終わり)