1.人間の本質的な部分
人間の本質について、以前岡田斗司夫ゼミで興味深い話をされていました。最近のSNSで写真をアップする方について、巷では「承認欲求」が原因として話をされることが多いのですが、実はそうではなく、もともと人間が群れとして集団生活をしていた時代に、いかに自分がその群れで優秀で必要な人間なのかということをアピールしなければ、殺されてしまうかもしれないため、彼らは本能的に自身の所属する群れでの優位性を一生懸命アピールしているということを言っていました。人にマウントを取ってくる人も同じだと思います。しかし、相手を選んでやらないと、群れを飛び出して生活をしている人種にとっては、滑稽にしか見えません。また、相手を見下しすぎると必要な情報や裏事情など、業務に必要な情報を取り損ねる結果にもなりかねません。
わたしは、このような人の習性を逆に利用して人を見ていますので、あまり薄い人生経験しかない方の話は時間の無駄ですので、聞かないようにしています。聞いたところで同じ話しかできませんしね。勿論態度には出しませんよ、大人ですから。でも、何度も同じ話を聞くのって苦痛以外の何物でもないですからね。
群れを成すのが好きな方も、この集団生活の時代から抜け切れていないのだと考えます。人を蹴落としたり、声の大きさで優位性を図ることができるのは、「集団」の中にいるからにほかなりません。