2の①から➄を私の私見で見ていきます。
「①情報提供と信頼構築」について、私が一番先に取り掛かったのが情報発信でした。しかし、情報発信は一方通行的なものであり、これを見て信頼構築に至るまでには、相当な時間がかかると思います。受け取る側に、情報発信の内容がマッチして、さらにどうしてもという状態にならなければ、対象は動きません。
「➁オンラインプレゼンスの強化」ですが、これは、SEO対策を地道に実施していくことで実現可能です。こちらも私の当初の戦略通り進んでいる状態です。HPのビュー及びクリック数は、当初の状況と比較にならないほど伸びています。先にも書きましたが、これだけでは対象は情報を受け取っても、状況が変わらない限り動きません。
「③クライアント獲得の場所」になるというのですが、参考にはしてくれるものの(ビューとクリック数で判断)、やはり条件がそろわないと新規顧客の獲得とはいきません。1年で数件獲得でも、一応獲得したことにはなりますから、そういうことであるなら正しいと思います。
「④顧客関係の強化」は、対象の方が動いた結果として効果があるものだと考えます。この入り口の①から③までの対象が動いて初めて実現されますからね。
「➄効果的な情報共有」については、賛成です。まさにこの通りになっています。私のHPをみて、県外の同業者の方から問合わせもありましたから。
4.まとめ
以前のブログでも話をしましたが、マーケティングの答えは自分の手の中にはありません。ユーザーである潜在顧客の中にあります。その動きが読めれば対処のしようもあるというものです。勿論、私はこの1年間、自身のHPを自分で企画・運用しながら統計データも取っています。そこから見えてくるものは、明確な答えではなく、ぼんやりした方向性のみです。具体的な数値や結果、実施した内容については、ここでは書きません。それは私の財産でありノウハウなわけですから。有償で教えてほしいという方がいればお教えいたしますが、その結果が思ったものでなくても、私は責任を負えません。御自身の責任で判断して実施する方がはるかにいいと思います。そうすれば、いやでも「真剣」になりますから。自分で情報収集するようになりますよ。そうなれば、自分の状況に合った戦略が立てれます。
少し私の統計を言いますと、
①海外からの問い合わせ(ZOOM面談を実施) 数件
➁遠方から後合わせ 数十件
③新規取引先の獲得 数件
④案件の獲得 十数件
です。一番重要なのは、④案件の獲得の単価をどうやって上げていくかということと、件数を増加させるかという点ですが、案件の増加はかなり難しいでしょうね。
ですが、認知のツールには使えますので、今後も運用していこうと思います。マーケティングとは、すなわち「我慢・忍耐」だと思います。短期的に結果は出ませんから。
ただし、私は司法書士であり、マーケティングの専門家ではありませんので、その専門の方たちにお願いする価値の判断は、自己責任でお願いいたします。私のやっていない手法を使って、劇的に変化する可能性だってある訳ですからね。