アイリスだより

近時の法改正情報等

アイリスだより

 はじめまして。アイリス国際司法書士・行政書士事務所の代表、司法書士の橋本大輔です。

 当事務所は、「わかりやすく、誠実に、そして親身に」をモットーに、相続・遺言・家族信託・生前対策などの"人生の大切な節目"をサポートする法律実務を行っております。

 私はこの分野において、「依頼者の不安を取り除くこと」が何よりも大切だと考えており、その一環として、2022年より相続や登記に関する情報を毎日のようにブログで発信してきました。法律はどうしても専門的で難解になりがちですが、それを生活者の視点から"翻訳"してお届けするのが、私の役割の一つだと考えています。

 このブログは、私自身が企画・執筆・運営すべてを行っており、机上の知識ではなく、日々の現場で感じたことや実際の相談事例(守秘義務に配慮のうえ)を通じて得られた"生の情報"をもとに書いています。AI全盛の時代前から、毎日更新で皆様に配信してきました。

 どんなに小さなお悩みでも、お一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。皆さまの未来が少しでも安心できるものになるよう、全力でお手伝いいたします。

新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。皆様のお力添えのおかげで、弊所は無事に新たな年を迎えることができました。本年も変わらぬご支援をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

遺産分割協議を行う際には、多くの注意点が存在します。特に相続人間のトラブルを避け、公正かつスムーズに進めるためには、以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

「遺産放棄」と「相続放棄」は、どちらも相続に関わる重要な選択肢ですが、その意味や手続き、効果に違いがあります。これらの違いを明確に理解することで、相続における適切な判断ができるようになります。ここでは、それぞれの定義、手続き、効果の違いについて詳しく説明します。

司法書士試験における合格を目指すため、年内までの学習計画をしっかりと立てて、戦略的に準備を進めることが非常に重要です。試験の本番は翌年7月ですが、年内にどれだけ基礎を固められるかが、その後の応用力や問題演習に大きな影響を与えます。ここでは、司法書士試験において年内までに取り組むべきポイントをいくつかに分けて解説します。

アドラー哲学は、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーによって提唱された理論で、人間関係や人生の悩みに対して、実用的で前向きな解決法を提供しています。彼の思想は、自己成長や他者との協力を通じて、人生をより生きやすくするための指針を示しています。アドラー哲学が提案する「人生を生きやすくする考え方」には、特に次のような重要な要素があります。

不動産の売却後に登記を放置することは、一見すると「メリット」があるかのように見える場合がありますが、実際には多くの誤解が含まれており、長期的には深刻な「デメリット」を招く可能性が高いです。ここでは、登記をしないことで考えられるメリットと、その背後にある問題点、さらに発生する相続や第三者による不動産処分の際に生じるリスクについてまとめます。

2024年4月に施行された相続登記の義務化は、全国の不動産所有者に大きな影響を与え始めています。この制度は、相続人が相続した不動産の登記を3年以内に行わなければならないというものです。これにより、未登記の不動産が減少し、不動産の管理や利用がより効率的に行われることを期待されています。しかし、実際の運用において、さまざまな影響が現れています。以下に、いくつかの主要な点を項目ごとにまとめます。

高齢者の生活が困難になっている現状については、さまざまな背景や事例が存在します。ここでは、社会福祉士の方と話をした中で聞いた、主な要因と具体的な事例をいくつか項目ごとにまとめます。

「所有不動産記録証明制度」は、2026年4月に施行予定の新たな不動産制度です。この制度は、相続時や不動産の管理に関する課題を解決するために設けられ、全国規模での不動産情報の把握を大幅に簡素化することを目的としています。従来の不動産調査では、所有者が複数の市町村に不動産を所有している場合、各市町村役場で個別に調査する必要がありましたが、この制度により、一括して全国の不動産を確認できるようになります。それでは、その内容を見ていきましょう。

法定相続人とは、故人が遺言を残していない場合に、法律で定められた順序で相続権を持つ人々のことです。民法では、法定相続人の順位は親族関係に基づいて決められており、その順位ごとに相続の割合も異なります。ここでは、法定相続人の一般的な順位と、養子縁組による相続人の数え方について説明します。

司法書士試験は、膨大な範囲と高い難易度を誇る国家試験です。そのため、効率的に合格を目指すためには、戦略的な学習が不可欠です。特に出題範囲が広いため、漫然と勉強するのではなく、合格に直結する効果的な方法を取ることが重要です。ここでは、司法書士試験における有効な学習戦略を3つの視点からまとめます。

東洋哲学は、アジア地域を中心としたさまざまな哲学的伝統や思想体系の総称で、特に中国、インド、日本、韓国などの古代から続く思想がその主軸となっています。これらの哲学は、西洋哲学とは異なる視点から世界や人間の本質、そして倫理や道徳について考察しており、しばしば自然との調和や内的修養を重んじる特徴があります。ここでは、東洋哲学の主要な教えとその詳細について探っていきます。