生前対策は何から始めればいい?|司法書士が教える“未来設計”最初の5ステップ

2026年06月19日

「相続の準備が大事なのは分かった。でも、何から始めればいいの?」

実は、これが最も多い相談です。

相続や生前対策というと、

  • 遺言書を書くべき?
  • 家族信託って必要?
  • 生前贈与が得?
  • 不動産名義は確認した方がいい?

など、情報が多すぎて、

"何を最初にやればいいか分からない"

という方がほとんどです。

その結果、

「いつかやろう」

のまま時間が過ぎ、気づけば認知症や相続発生によって、

"できることが減ってしまう"

ケースも少なくありません。

しかし安心してください。

生前対策は、

最初から完璧を目指す必要はありません。

大切なのは、

"未来設計の第一歩"を踏み出すこと

です。

今回は、香川県・徳島で実際に多い相談内容を踏まえながら、

生前対策を始めるための「5つのステップ」

を司法書士の実務視点でわかりやすく解説します。

目次

1.生前対策は何から始めればいいのか
2.【ステップ1】まずは財産を見える化する
3.【ステップ2】不動産の名義を確認する
4.【ステップ3】家族と少しだけ話してみる
5.【ステップ4】認知症リスクを考える
6.【ステップ5】専門家へ"早めに"相談する
7.まとめ|未来設計は「小さな一歩」から始まる


1.生前対策は何から始めればいいのか

まず結論から言うと、

生前対策は「遺言を書くこと」からではありません。

最初にやるべきなのは、

"現状把握"です。

なぜなら、

家族構成、財産内容、不動産状況によって、

必要な対策は大きく変わるからです。

例えば、

  • 実家しか財産がない家庭
  • 子どもが県外にいる家庭
  • 不動産が複数ある家庭
  • 子どもがいない夫婦
  • 再婚家庭

では、

必要な未来設計は全く違います。

つまり、

"正解は家庭ごとに違う"

ということです。

だからこそ、

焦って制度を選ぶより、

「まず整理する」

ことが重要になります。

2.【ステップ1】まずは財産を見える化する

最初の一歩は、

"財産の棚卸し"

です。

難しく考える必要はありません。

紙に書き出すだけで十分です。

例えば、

(1)預貯金

どこの銀行にあるか。

定期預金はあるか。

家族が把握しているか。

(2)不動産

実家、土地、農地、山林など。

「どこに何があるか」

を整理します。

(3)保険・証券

生命保険、株式、投資信託など。

意外と、

家族が存在を知らない

ケースがあります。

(4)借入や負債

住宅ローンや借入も相続対象です。

「プラス財産だけ」ではなく、

全体を見ることが重要です。

この整理だけでも、

家族の安心感は大きく変わります。

3.【ステップ2】不動産の名義を確認する

香川県・徳島では特に重要なのが、

不動産名義の確認

です。

実際、

相談現場では、

「父名義だと思ったら祖父名義だった」

というケースが少なくありません。

これは非常に重要です。

なぜなら、

2024年から、

相続登記義務化

が始まったからです。

相続登記を放置すると、

将来的に、

  • 相続人が増える
  • 話し合いが難しくなる
  • 売却できない
  • 空き家問題化する

などの問題が起こります。

まずは、

登記事項証明書を確認すること

が第一歩です。

「誰名義か」

を知るだけでも価値があります。

4.【ステップ3】家族と少しだけ話してみる

相続は、

法律問題である前に、

家族の問題

です。

とはいえ、

「いきなり相続の話は重い」

と感じる方も多いでしょう。

だからこそ、

大げさに考えなくて大丈夫です。

例えば、

「実家どうしたい?」

「もし将来困ったらどうする?」

この程度からで十分です。

むしろ、

突然、

「遺言を書く!」

と言われる方が家族は驚きます。

未来設計で大事なのは、

"少しずつ話すこと"

です。

親の本音が分かるだけでも、

将来のトラブル予防になります。

5.【ステップ4】認知症リスクを考える

ここは非常に重要です。

相続相談で後悔が多いのが、

認知症対策をしていなかったケース

です。

認知症になると、

  • 不動産売却
  • 預金管理
  • 生前対策
  • 契約行為

などが難しくなる可能性があります。

つまり、

"元気な今しかできないこと"

があるのです。

代表的な制度として、

  • 家族信託
  • 任意後見
  • 財産管理契約

があります。

ただし、

全員に必要なわけではありません。

大切なのは、

「自分の家族に必要か」

を考えることです。

6.【ステップ5】専門家へ"早めに"相談する

「何から始めればいいか分からない」

その状態で相談して大丈夫です。

むしろ、

その段階こそ相談時期

です。

相続は、

  • 法律
  • 不動産
  • 家族関係
  • 税務
  • 認知症リスク

などが複雑に絡みます。

だからこそ、

問題が起きる前の相談に価値があります。

実際、

相談後に多い言葉があります。

それは、

「もっと早く来ればよかった」

です。

未来設計は、

問題解決ではなく、

"問題予防"

なのです。

7.まとめ|未来設計は「小さな一歩」から始まる

生前対策というと、

難しく感じるかもしれません。

しかし、

最初から完璧である必要はありません。

まずは、

財産整理
②名義確認
③家族との会話

これだけでも十分な第一歩です。

未来設計とは、

"家族が困らない未来をつくること"

です。

そして、

それは、

元気な今だからこそ始められる準備

でもあります。

「まだ早い」

ではなく、

"今がちょうどいい"

そう考えてみませんか。

【未来設計相談会のご案内】

香川県・徳島で未来設計(相続・生前対策)のご相談なら

アイリス国際司法書士・行政書士事務所では、

相続を「亡くなった後の手続き」ではなく、

"家族の未来を守る未来設計"

としてサポートしています。

【無料相談会のご案内】

生前対策・相続対策に関する無料相談は随時受付中です(完全予約制)。

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