【2026年版】相続登記義務化で“認知症の親の家”は爆弾になる ― 登記できない不動産が量産される理由 

2026年02月17日

相続登記が義務化されたことで、「相続しないまま放置していた家」は、もはやグレーではなく法律違反になり得る時代に入りました。
しかし現場では、親が認知症で"登記したくてもできない"家が急増しています。
結論から言えば、認知症 × 義務化 × 不動産が重なると、家は「資産」から**"法的爆弾"**に変わります。
この記事では、その仕組みと回避策を司法書士の視点で解説します。

目次

  1. 相続登記義務化とは何が変わったのか
  2. 認知症があると「相続できない」という現実
  3. 義務なのに登記できない矛盾
  4. 空き家・過料・トラブルの連鎖
  5. なぜこの問題が今後さらに増えるのか
  6. 司法書士が勧める唯一の現実的対策
  7. よくある質問(FAQ)

1. 相続登記義務化とは何が変わったのか

2024年から、相続登記は義務になりました。
相続で不動産を取得した人は、3年以内に登記をしなければならないと法律で決められています。

正当な理由なく放置すれば、
10万円以下の過料の対象になります。

2. 認知症があると「相続できない」という現実

ここで多くの人が勘違いします。

「親が生きているなら、まだ相続じゃないから関係ない」と。

しかし実務では、
"親が生きていること"こそが最大の壁になります。

なぜなら、不動産は名義人(=親)の意思でしか動かせないからです。
認知症になると、その意思が法律上「存在しない」と扱われます。

3. 義務なのに登記できない矛盾

ここで恐ろしい事態が起きます。

  • 親が認知症
  • 家は親名義
  • 相続登記義務化

誰も登記できない不動産が完成

相続が始まっていないのに、
将来の相続に向けて何も準備できない。
しかも、相続が起きた瞬間から義務違反リスクを背負います。

4. 空き家・過料・トラブルの連鎖

認知症 → 施設入所 → 空き家 → 売れない → 登記できない → 義務違反 → 兄弟対立

この"負の連鎖"が、今全国で起きています。

不動産は、
動かせなくなった瞬間にトラブル製造機になります。

5. なぜこの問題が今後さらに増えるのか

理由は3つあります。

  • 高齢化
  • 不動産が主な資産の家庭が多い
  • 相続登記義務化で放置できなくなった

つまりこの問題は、
これからが本番です。

6. 司法書士が勧める唯一の現実的対策

答えはシンプルです。

認知症になる前に、登記などの対策と出口を作ること。

  • 遺言
  • 信託
  • 生前贈与
  • 共有解消

これを、不動産の状態に合わせて設計します。


7. よくある質問(FAQ)

Q. 義務化はまだ様子見でいい?
A. 認知症が始まってからでは手遅れです。

Q. 兄弟で話し合えば解決しますか?
A. 登記は「話し合い」では動きません。

Q. 空き家でも関係ありますか?
A. むしろ空き家ほど危険です。


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