【第4回】所有者が亡くなっていたら? 相続登記が必要になる抵当権抹消の基本ルール
住宅ローンを完済したあと、多くの方が「これで不動産の手続きは終わり」と考えます。
しかし、実務の現場ではそう単純にはいかないケースが少なくありません。

相続登記は「順番」と「準備」が分かれば、必要以上に難しい手続きではありません。
香川県でも相続登記義務化により、「何から始めればいいのか分からない」という相談が増えていますが、流れを正しく理解すれば、無駄な時間やトラブルを避けることができます。
この記事では、香川県で相続登記を行う具体的な流れと、
必要書類・費用・期間の目安を、司法書士が実務目線で解説します。
👉 まずは全体像をつかむことが第一歩です。
目次
1. 相続登記の全体の流れ【5ステップ】

相続登記は、次の5つのステップで進みます。
香川県でも、この流れ自体は全国共通です。
ただし、書類の集め方や注意点でつまずく方が非常に多いのが実情です。
2. ステップ① 相続人を確定する

まず行うべきは、誰が相続人なのかを確定することです。
戸籍をたどって確認しない限り、
「知らなかった相続人」が後から出てくることもあります。
👉 この段階を曖昧にすると、後の手続きが無効になる可能性があります。
3. ステップ② 相続関係を証明する書類を集める

相続登記では、法務局に「相続関係」を証明する書類を提出します。
主に必要なのは次の書類です。
香川県外に本籍がある場合、
複数の市町村役場から取り寄せる必要があることも珍しくありません。
4. ステップ③ 遺産分割協議(必要な場合)

相続人が複数いる場合、
誰が不動産を相続するかを決める必要があります。
これをまとめた書類が
遺産分割協議書です。
香川県では、
「話し合いがまとまらず、何年も放置されている」
というケースが非常に多く見られます。
5. ステップ④ 相続登記の申請
書類がそろったら、法務局へ相続登記の申請を行います。
香川県の管轄法務局は主に次のとおりです。
申請方法は、
がありますが、
書類の不備による補正(やり直し)が最も多い工程です。
6. 相続登記に必要な書類一覧

相続登記で一般的に必要な書類は次のとおりです。
※ ケースによって追加書類が必要になることがあります。
7. 相続登記にかかる費用の目安

登録免許税
相続登記では、登録免許税が必ずかかります。
例:評価額1,000万円の場合
→ 登録免許税 4万円
司法書士報酬(依頼する場合)
香川県での相場は、
書類収集・協議書作成を含めるかで変動します。
8. 相続登記にかかる期間

目安は次のとおりです。
相続人が多い場合や、
古い戸籍が必要な場合や相続人が多い場合は、さらに時間がかかることがあります。
9. 香川県でよくある手続き上の注意点
香川県で特に多い注意点は次のとおりです。
これらは、専門家が関与した方が早く・確実に解決できるケースです。
10. まとめ|迷ったら早めに専門家へ
相続登記は、
この3つが何より重要です。
「自分でできるか不安」
「途中で行き詰まっている」
そんな場合は、香川県の相続登記に詳しい司法書士に相談することで、時間と労力を大きく減らせます。

住宅ローンを完済したあと、多くの方が「これで不動産の手続きは終わり」と考えます。
しかし、実務の現場ではそう単純にはいかないケースが少なくありません。
相続の相談でいちばん多い失敗は、
「税理士に行ったら登記の話ができず、司法書士に行ったら税金が分からない」ことです。
抵当権抹消登記の書類を確認していると、こんな場面に出会うことがあります。
抵当権抹消登記のご依頼を受けて、金融機関から届いた書類を確認していると、時々こんなことがあります。