【地方の相続問題 第4回】 墓じまいという選択
近年、このような思いから墓じまいや永代供養を検討される方が増えています。
はじめまして。アイリス国際司法書士・行政書士事務所の代表、司法書士の橋本大輔です。
当事務所は、「わかりやすく、誠実に、そして親身に」をモットーに、相続・遺言・家族信託・生前対策などの"人生の大切な節目"をサポートする法律実務を行っております。
私はこの分野において、「依頼者の不安を取り除くこと」が何よりも大切だと考えており、その一環として、2022年より相続や登記に関する情報を毎日のようにブログで発信してきました。法律はどうしても専門的で難解になりがちですが、それを生活者の視点から"翻訳"してお届けするのが、私の役割の一つだと考えています。
このブログは、私自身が企画・執筆・運営すべてを行っており、机上の知識ではなく、日々の現場で感じたことや実際の相談事例(守秘義務に配慮のうえ)を通じて得られた"生の情報"をもとに書いています。AI全盛の時代前から、毎日更新で皆様に配信してきました。
どんなに小さなお悩みでも、お一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。皆さまの未来が少しでも安心できるものになるよう、全力でお手伝いいたします。
近年、このような思いから墓じまいや永代供養を検討される方が増えています。
「父から山を相続したのですが、どこにあるのか分かりません。」
「父から田んぼを相続したけれど、自分は農業をしていません。」
近年、このようなご相談が香川県でも急増しています。相続は名義変更の手続きが終われば終わりではありません。むしろ、その日から所有者としての責任が始まります。人口減少や高齢化が進む地方では、空き家は家族だけの問題ではなく、地域全体の課題にもなっています。今回は、誰も住まない実家が抱える問題と、将来後悔しないための「未来設計」という考え方についてご紹介します。
これまで6回にわたり、「親が元気なうちに話しておくべきこと」というテーマでお伝えしてきました。
相続や生前対策のご相談の中で、ご家族からこのような質問を受けることがあります。
しかし、介護は家族が準備できたタイミングで始まるわけではありません。
相続のご相談で、この質問をすると、多くのご家族が少し考え込まれます。
「どこの保険会社か分かりません。」
「保険証券が見当たりません。」
「本当に加入していたのかも分からないんです。」
これは、司法書士として相続相談を受ける中で、本当によく耳にする言葉です。
そう聞かれると、「聞きたいけれど聞きづらい」「まだ元気だから大丈夫」と答える方が少なくありません。しかし、司法書士として相続相談を受けていると、ご家族から最も多く聞く言葉があります。それは、「何も分からないんです。」という一言です。
制度開始当初は「本当に利用されるのか」「審査が厳しすぎるのではないか」と様々な声がありました。