「施設に入ることになってね。でも、家や預金のことが気がかりで……」
香川県高松市で司法書士として出会った70代女性のご相談。
"老いの準備"ではなく"未来への安心"をつくる終活として、
任意後見・財産管理契約・生前贈与をどのように活かせたのかをお伝えします。
【高松市で始める生前対策】司法書士が解説|遺言・家族信託・贈与の方法と相談先

高松市で生前対策を検討されている方へ。遺言書や家族信託、成年後見、贈与などの具体的な方法を司法書士がわかりやすく解説します。当事務所では税理士などの専門家と連携したワンストップ対応、土日祝の相談やご自宅への出張相談も可能。香川県全域で安心の生前対策をサポートします。
目次
1.生前対策とは?高松市で必要とされる理由
2.生前対策で選ばれる主な方法
遺言書の作成
家族信託
成年後見・任意後見
生前贈与
エンディングノート・死後事務委任
3.生前対策の費用と適切なタイミング
4.高松市で実際にあった事例
5.アイリスならではの強み
6.よくある質問(FAQ)
7.まとめ:高松市で生前対策を始めるステップ
1. 生前対策とは?高松市で必要とされる理由

「生前対策」とは、ご自身が生きているうちに財産管理や相続の準備をしておくことです。相続税の軽減や円滑な相続だけでなく、介護や認知症リスクへの備えも含まれます。
特に高松市では以下の理由から早めの生前対策が必要とされています。
- 土地・不動産を所有する世帯が多い
香川県は持ち家率が全国でも高く、相続で不動産が複雑に絡むケースが目立ちます。 - 県外在住の子ども世帯が増加
親が高松市、子が関西や関東に住むケースが多く、相続時に手続きの負担が増えます。 - 高齢化と認知症リスク
判断能力が低下した後では有効な手続きができなくなるため、「元気なうち」の準備が不可欠です。
2. 生前対策で選ばれる主な方法

遺言書の作成
遺言は「家族がもめないための最も確実な準備」です。
- 公正証書遺言
公証人が作成するので形式不備の心配がなく、相続発生後すぐに効力を発揮します。高松公証役場での作成が便利です。 - 自筆証書遺言
手軽で費用も安いですが、法務局での保管制度を利用しないと紛失リスクが残ります。
家族信託
近年注目される方法で、親が元気なうちに財産管理を信頼できる子に任せられます。
- 不動産の売却・管理をスムーズにできる
- 認知症による資産凍結を防げる
- 成年後見制度より柔軟に活用可能
成年後見・任意後見
- 法定後見:判断力が低下した後に裁判所が選任
- 任意後見:元気なうちに信頼できる人を契約で決めておける
高松市では後見制度の利用件数が増えており、早めの契約が安心につながります。
生前贈与
- 暦年贈与:毎年110万円まで非課税
- 相続時精算課税:2,500万円まで非課税枠あり
相続税対策だけでなく、子や孫への教育資金援助にも活用されています。
エンディングノート・死後事務委任
法的拘束力はありませんが、希望や想いを家族に伝える大切な手段です。
「葬儀は質素に」「ペットの世話は〇〇に」など、細かな希望を残す方が増えています。
3. 生前対策の費用と適切なタイミング

費用の目安
- 遺言作成:3~10万円+公証人費用
- 家族信託:20~50万円程度(内容次第)※不動産が入っている場合、登記が必要となるためさらに費用が掛かります。
- 任意後見契約:5~10万円+公証人費用
- 贈与契約書:1~5万円+登記費用※不動産の場合、贈与による所有権移転登記申請が発生します。
タイミング
- 60歳代前半:基本的な遺言やエンディングノートを準備
- 不動産を複数持つ場合:早めに家族信託を検討
- 認知症の兆しを感じたとき:任意後見を急ぐべきタイミング
4. 高松市で実際にあった事例
- 事例1:不動産を複数所有するご家庭
→ 遺言+家族信託を組み合わせ、相続時の不動産売却をスムーズに実現。 - 事例2:子どもが県外に在住
→ 任意後見契約を利用し、地元に住む親族を代理人に設定。遠方の子どもの負担を軽減。 - 事例3:独身の方
→ エンディングノートと死後事務委任契約で、葬儀や遺品整理の希望を明確にし、安心を確保。
5. アイリスならではの強み

ワンストップ対応
・税理士(相続税申告に強い専門家)、土地家屋調査士、行政書士などとチームを組み、窓口一つで生前対策を完結できます。
・土日祝も相談可能
平日仕事で忙しい方も安心。土曜・日曜・祝日も完全予約制で対応いたします。
・出張相談
高松市内はもちろん、香川県全域に出張可能。ご自宅や施設にお伺いして相談に応じるため、事務所に来られない方も安心です。
・オンライン相談
Zoomなどのテレビ電話機能を使った相談も実施しております。
6. よくある質問(FAQ)

Q1. 生前対策はいつから始めるのがよいですか?
→ 60歳を過ぎたら具体的に検討を始めるのがおすすめです。
Q2. 遺言と家族信託はどちらを選ぶべきですか?
→ 遺言は「死後の分配」、家族信託は「生前の財産管理」。両方を組み合わせることで安心度が高まります。
Q3. 高松市内の公証役場はどこですか?
→ 高松法務合同庁舎内にある「高松公証役場」が中心です。
Q4. 初回相談に費用はかかりますか?
→ 初回相談は無料。費用は事前に明示します。
7. まとめ:高松市で生前対策を始めるステップ
- 財産内容と家族状況を整理する
- 遺言・信託・贈与などの方法を比較する
- 専門家に相談して方針を決める
- 実際の手続きを早めに実行する
生前対策は「備えが早いほど安心」です。

(無料相談会のご案内)
生前対策・相続対策に関する無料相談は随時受付中です(完全予約制)。
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また、相続税対策・登記相談も含めた無料相談会も開催中です:

・第3水曜開催:087-813-8686(要予約)


アイリスあんしん終活相談所
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