相続の相談でいちばん多い失敗は、
「税理士に行ったら登記の話ができず、司法書士に行ったら税金が分からない」ことです。
【2026年版】生前対策セミナー・相談会の正しい活用法 ―― 司法書士が教える「情報収集で終わらせない」ための考え方

生前対策セミナーや相談会は「参加すること」ではなく、「次の一歩につなげること」が目的です。
セミナーは全体像を知る場、相談会は自分の状況を整理する場、専門家相談は具体設計の場。2026年現在、相続登記義務化や認知症リスクを踏まえ、これらを正しく使い分けることが生前対策成功の近道です。
前書き(結論含む)
結論からお伝えします。
生前対策セミナーや相談会は、
「参加しただけ」では意味がありません。
実務の現場では、
「何度もセミナーに出ているが、何も決まっていない」
という方をよく見かけます。
一方で、
「1回の相談会をきっかけに、スムーズに生前対策を整えた」
という方もいます。
この差を生むのは、
セミナー・相談会の"使い方"を理解しているかどうかです。
本記事では、
生前対策を前に進めるための
セミナー・相談会の正しい活用法を、司法書士の立場から解説します。
目次
- 生前対策セミナー・相談会とは何か
- なぜ「参加しただけ」で終わってしまうのか
- セミナー・相談会の正しい役割分担
- 生前対策セミナーの上手な使い方
- 無料相談・専門家相談会の活用ポイント
- 相談前に準備しておくとよいこと
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|セミナーは「入口」、相談は「設計」
1. 生前対策セミナー・相談会とは何か【定義】

生前対策セミナー・相談会とは、
生前対策の全体像を知り、自分の立ち位置を確認するための「入口」です。
契約の場ではなく、
考え始めるための場と位置づけるのが正解です。
2. なぜ「参加しただけ」で終わってしまうのか

多くの方が失敗する理由は共通しています。
- 情報を集めることが目的になっている
- 自分の状況に当てはめていない
- 次の行動を決めていない
👉 セミナーは「答え」ではなく「地図」です。
3. セミナー・相談会の正しい役割分担

セミナーの役割
- 生前対策の全体像を知る
- 最新制度(相続登記義務化など)を理解する
- 危機感と方向性を持つ
相談会の役割
- 自分の状況を整理する
- 何が必要で、何が不要かを知る
- 次の一手を明確にする
=目的が違うため、両方必要です。
4. 生前対策セミナーの上手な使い方

セミナー参加時のポイントは3つです。
- メモは「自分ごと」で取る
- その場で完結させようとしない
- 疑問点を持ち帰る※ある程度は、相談会で確認できます
👉 「分かった」ではなく
👉 「自分はどうするか?」を考える場です。
5. 無料相談・専門家相談会の活用ポイント
生前対策相談会で得られるもの
- 自分に必要な対策の整理
- パッケージ設計の方向性
- 優先順位の明確化
税理士・司法書士・関連専門家の相談会
- 税務・登記・法務の連携確認
- 単独対策のリスク発見
👉 「専門家がそろう場」は、全体設計に最適です。
6. 相談前に準備しておくとよいこと

完璧でなくて構いません。
- 家族構成
- 不動産の有無
- 気になっていること(不安)
👉 これだけで、相談の質が大きく変わります。
7. よくある質問(FAQ)

Q1. セミナーに出たら必ず契約になりますか?
A. いいえ。情報収集の場です。
Q2. 何回も参加する必要はありますか?
A. 基本は1回で十分です。
Q3. 家族と一緒に参加した方がいい?
A. 状況によりますが、効果的な場合が多いです。
Q4. 何も決まっていなくても相談していい?
A. そのための相談会です。ですので、1回で解決できるというのは稀です。
8. まとめ|セミナーは「入口」、相談は「設計」

生前対策セミナーは「入口」、
生前対策相談は「設計のスタート地点」です。
2026年現在、
正しい使い方を知っているかどうかで、
生前対策の進み方は大きく変わります。
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