高松市で増える相続未登記不動産|相続登記義務化で今後さらに深刻化する“名義変更放置問題”とは

2026年07月06日

「実家の名義が誰になっているのか分からない」

「祖父の代から名義変更していない土地がある」

「親が亡くなったけれど相続登記をしていない」

高松市で相続相談を受けていると、このようなご相談は決して珍しくありません。

特に香川県では、先祖代々受け継いできた土地や住宅を所有している家庭も多く、

"相続が発生したのに登記をしていない不動産"

が数多く存在しています。

しかし、2024年4月から相続登記が義務化されたことで、状況は大きく変わりました。

これまでのように、

「そのうちやればいい」

という考え方は通用しなくなりつつあります。

実際に高松市でも、

  ・空き家問題

  ・所有者不明土地問題

  ・相続人の増加

  ・不動産売却の停滞

など、多くの社会問題の背景に相続未登記不動産が存在しています。

今回は、

「高松市で増える相続未登記不動産」

をテーマに、未来設計(相続・生前対策)の観点から詳しく解説します。

目次

  1. 相続未登記不動産とは何か
  2. 高松市で相続未登記不動産が増えている理由
  3. 相続登記義務化で何が変わったのか
  4. 放置すると起こる5つのリスク
  5. 高松市で実際に増えている相談事例
  6. 未来設計として今やるべきこと
  7. まとめ|「まだ大丈夫」が一番危険

1. 相続未登記不動産とは何か

相続未登記不動産とは、

相続が発生しているにもかかわらず、名義変更がされていない不動産のことです。

例えば父親が亡くなった後も、

登記簿上は父親名義のままになっている土地や建物が該当します。

実際には相続人が利用していても、法律上の所有者は亡くなった人のままです。

高松市でも、

  ・実家

  ・農地

  ・駐車場

  ・山林

  ・空き家

などで多く見られます。

特に古くから土地を所有している家庭では、何世代も名義変更されていないケースも珍しくありません。

2. 高松市で相続未登記不動産が増えている理由

では、なぜ高松市で相続未登記不動産が増えているのでしょうか。

相続人同士で話し合いをしていない

親が亡くなった後、

「急がないから後で考えよう」

となるケースがあります。

しかし、そのまま数年が経過し、さらに相続人の誰かが亡くなることで権利関係が複雑になります。

不動産を利用しているため困っていない

実家に誰かが住み続けている場合、

日常生活では困りません。

そのため、

「今のままでいい」

となりやすい傾向があります。

相続人が県外に住んでいる

高松市では、子ども世代が関西や首都圏へ転居しているケースも少なくありません。

その結果、

相続人全員が集まる機会がなく、手続きが先送りされてしまいます。

不動産の価値が低いと思われている

売却予定がない土地や山林は、

「わざわざ登記しなくてもいい」

と思われることがあります。

しかし、価値の高低に関係なく登記義務は発生します。

3. 相続登記義務化で何が変わったのか

2024年4月から相続登記は義務となりました。

不動産を相続したことを知った日から3年以内に登記申請を行う必要があります。

正当な理由なく放置した場合、

過料の対象となる可能性があります。

これは国が深刻化する所有者不明土地問題への対策として導入した制度です。

高松市でも、

  • 空き家の増加
  • 管理不全不動産の増加
  • 所有者不明土地

が課題となっています。

そのため、

相続登記は単なる個人の問題ではなく、地域社会全体の問題でもあるのです。

4. 放置すると起こる5つのリスク

相続人が増える

最も多い問題です。

例えば父親の相続を放置している間に兄弟の一人が亡くなると、その子どもたちも相続人になります。

話し合う人数がどんどん増えていきます。

不動産が売れない

名義変更されていない不動産は原則として売却できません。

買主が見つかっても手続きが進まないことがあります。

空き家問題が深刻化する

管理者が曖昧になり、

放置空き家となるケースがあります。

近隣トラブルや倒壊リスクにつながることもあります。

相続トラブルが起こる

時間が経つほど記憶が曖昧になり、

家族間で認識の違いが生まれます。

義務違反のリスク

相続登記義務化により、

放置そのものがリスクとなりました。

5. 高松市で実際に増えている相談事例

近年増えている相談として、

「祖父名義のままの土地」

があります。

調査してみると、

祖父が亡くなり、

その後父も亡くなり、

さらに兄弟の一部も亡くなっている。

結果として、

相続人が10人以上になっているケースもあります。

また、

空き家になった実家を売却したいと思った時に、

初めて登記未了が発覚するケースもあります。

その時点で慌てて動いても、

必要書類の収集や相続人との調整に長期間かかることがあります。

6. 未来設計として今やるべきこと

アイリスが提唱する

「未来設計(相続・生前対策)」

では、

問題が起きてからではなく、

問題が起きる前に準備することを重視しています。

まず確認したいのは、

  • 実家の名義
  • 所有不動産の一覧
  • 固定資産税通知書
  • 登記事項証明書

です。

意外と多いのが、

「親名義だと思っていたら祖父名義だった」

というケースです。

現状を把握するだけでも、大きな前進になります。

7. まとめ|「まだ大丈夫」が一番危険

高松市では今後も、

相続未登記不動産の問題が増えていくことが予想されます。

相続登記義務化によって、

放置するリスクは以前よりも大きくなりました。

そして、

問題の多くは、

相続が発生した瞬間ではなく、

放置した時間によって深刻化します。

だからこそ、

「まだ大丈夫」

ではなく、

「今のうちに確認しておこう」

という考え方が大切です。

未来設計とは、

財産を守ることだけではありません。

家族が困らない未来をつくることでもあります。

まずは実家の名義確認から始めてみてはいかがでしょうか。

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