第1回 相続で揉める家族、揉めない家族。(ダイジェスト)
2026年10月05日
しかし、司法書士として数多くの相続相談に携わってきた私が感じるのは、相続で揉めるかどうかは、財産の多さだけでは決まらないということです。

「うちは財産が少ないから、相続で揉めることはない。」
相続相談の現場では、そんな言葉をよく耳にします。
しかし、司法書士として数多くの相続相談に携わってきた私が感じるのは、相続で揉めるかどうかは、財産の多さだけでは決まらないということです。
数億円の相続でも、家族がお互いの気持ちを理解し、円満に終わるケースがあります。一方で、数百万円の相続でも、「介護は自分だけだった」「昔から兄ばかり優遇されていた」といった、長年の不満が一気に表面化することがあります。
つまり、相続で争われているのは、財産そのものではなく、これまで積み重ねてきた家族関係なのかもしれません。
だからこそ、本当の相続対策は、遺言書や財産整理だけではありません。
親が元気なうちに、家族が笑って話せるうちに、「これからどうしたいか」「もしもの時はどうしてほしいか」を話しておく。
家族が未来について話し始めること。
それこそが、争いを防ぎ、家族の未来を守るための大切な相続対策なのです。
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しかし、司法書士として数多くの相続相談に携わってきた私が感じるのは、相続で揉めるかどうかは、財産の多さだけでは決まらないということです。